八丈島。現在在住の方にはぶん殴られるかもしれませんが、当方としては鬼平程度の知識なので「…島流し?」ぐらいの認識(土下寝)ですが、やはり立派な生活の場。しかし狭い。その狭さゆえのトラブルを明け透けにここまで描いて大丈夫なのか?と心配するレベルで暴露しまくりな、まさに全解禁レベル!
なぜこの本が出来たのか?(作ろうと思ったのか?)という動機に関しては、まずはこちらのページ画像をペタリとお見せすることで回答になるかと。コロナ禍で同人活動のみならず、様々なライフスタイルの激変を余儀なくされましたが、まぁそこで挫けるような者は同人やってねぇよな、っていう(笑&同意
その仕掛けをタネ明かしする前にこの表紙をもう一度確認してみましょう。実はこのように「カバー」となっている(画像一枚目)訳です。で、カバーがあればもしかして?と確認したら当然のように「カバー下」がある(画像二枚目)という!誰が同人誌でココまでやれと言っかと小一時間問い詰めた(文字数
@comgico3 まずは裏表紙とイントロ冒頭見開きをWでペタリ。…旦那さんの気持ちがよくわかる(笑)が、ジャンルこそ違えど同じ同人クラスタとしてはわかってはいけない。さらば、常識人!プリンを食うために鎌倉にGO!という決意が溢れに溢れた、めっさ熱の籠もった冒頭に期待値爆上げ!
続きましては何とも珍しいグルメが飯テロに参戦。それがこちら、サークル「ひらがな式」ひらがな(@77wxw)氏からお預かりしている『佛跳牆飲んできたマンガ』となりまして。本作は、ファッチューチョン/ぶっちょうしょう、と呼ばれる中国福建省発祥の乾物メインのスープ料理、その実食レポ漫画!
@ochinchinriichi かの国での食事、観光、視察…すべてをフルコースで満喫する氏の躍動ぶりを読んでいるうちに、あれ?なんか思っていたイメージと違う?みたいな感覚に。そりゃ国の方針は色々あるでしょうが、そこに暮らす人たちは同じ人間なんだなぁと思わず振り返りたくなく、そんな味わいが潜んでいて。
気になる中身は順不同ですがこんな感じ、画像三連発ドン!…めっさ台詞回しがヤンキー語録なんっすけど!いや、タイトル通りだからコレが正しいのですがwしっかりとしたヤンキーキャラが国債とかインボイスについて語る滑稽さは表だけで、三枚目のようなガチ読み物で緩急つけてくる見事な構成!
さぁて、気になる中身はこんな感じ。いわゆる情報集積型の同人誌でその情報が、商業BL一年分全データという、知に飢えた猛者の猛者たる所以!みたいなスタイル。調べて、それをどうまとめるか?が難しいジャンルですが、この表組みは正直非常によく出来ており、恐れ入った!
さらにさらに、15年前の青春を今でも熱く叫ぶ奴らがいるらしい…と同人界隈をその評判が駆け抜けた結果、俺にも描かせろ、いいや私もだ!と続々と参戦する超豪華ゲスト陣!…こんなドラマティックな進化をした同人誌なんて見たどころか、そもそも聞いたことが無いっていう(苦笑
実際の取材旅行の、自分なりのイロハを開陳するクラスタも居たり…と、わかる!とうなずけるページもあれば、ほほぅそんな感じでやればいいのか!と目からウロコ、みたいなページもあったり。ぜひ、色んな旅行の達人が繰り広げる本の上の旅に、出かけてみるのはいかがでしょう?
【補足解説】物語を終わらせるとはどういうことか?それは「読者には一度読ませたオチは二度と通用しない」からに他ならなく。手を変え品を変え、物語を紡いで終わらせること。そしてその自分の苦心の結果を読んでもらうことこそが、君を育ててくれるただひとつの道。挫けてもいいが自分に負けるなよ!