気になる中身を一気に4見開き、8ページ分をペタリと御紹介。小学生のお子さんを2人、抱えるお母さんである氏の目線で、令和キッズは毎日をどう過ごしているのか?が克明に愛をもって描かれておりまして。いつの時代も子供は子供なんだな~と思う反面、今はそうなのか!という驚きにも満ちた一品。
結局税金な訳で、それをしっかり頒布価格にも反映させてほしい、ちゃんと今までと同じように買うから!という、氏のガチ本音で締め括られており、これほどまでにクリエイター諸氏の立場に立って書かれたインボイス本があるだろうか、いや無い(反語)インボイス該当諸氏はぜひにお求めを急ぐのだ!
@ochinchinriichi さてさて、近くて遠い国の旅模様、非常に気になるでしょうが、まずは冒頭をペタペタリ。ただならぬ模様での緊張感が描かれており、さすがに旅慣れた度胸満点の氏でも…と思いきや、
@Arugha_Satoru こんな感じの導入なのですな。悪役たちが集い、こんなゲームがしたい!とねだると、すかさず他の悪役が、じゃあこんなのはどうか?とプレイに突入する感じ。この流れが非常に良く出来ているので、ボドゲほとんどしたことのない筆者でも、ほぅほぅ?と入っていける仕掛け。これは漫画ならではの大技!
同人誌とは結局のところ、コレでいい・コレがいいのだと思うのです。好きな時に好きなことを書く。それが義憤だろうが私憤だろうか恨み辛みだろうが本企画のことだろうが(笑)コンテストじゃないと思うのですよ、同人は。その純粋な感情を、本書の勢いからぜひ思い出してほしいなぁ、と。
気になる中身を見開き4つ分、8ページ一気にペタペタっと御紹介。手書きイラストと、実に読みやすい按配で配置されたフォントでの本文、主にその2つで構成されており、こいつは中々の上級者じゃねーか!と当方もいたく驚愕した次第。ズボラな人にもわかりやすく伝わる、マジで読みやすい一冊に拍手!
個人的に最高すぎたのがこの2箇所。前作の参加経緯までもが明かされていたり、参加者同士の交流を眺めて思うこと、その感情がダダ漏れしてたり、と随所で、胸に来る。これ、最終日MVPにしようか悩んだんだが、まぁ前作あっての本作、にはなる訳なのでオオトリで称えることに。実にGJなお点前ですぞ!
@kikudukitarou 本書シリースでは毎回、このように時系列順での説明図版が乗っており、本書が大きな時代の流れでどの位置にあるか?という説明があるんですな。そこが丁寧懇切でありがたい。そしてムキムキおじさんと、天然ぽやぽやメイドさんが今回の主人公。この時点でソフトに終わるなんてはずもなく…
開けろ!デトロイト市警だ!でお馴染み(?)のかつての大都市デトロイト。最近では貧富の差が激しく、危険都市として受け取られているようですが、そんな街に英語も出来ない人が突撃?!さて旅はどうなる?…ですが、その前に裏表紙とオープニングをあわせてペタリ!
本作はこのように、とにかく自分の好きをとてもとても高らかに叫び続けるのでして。読んでると、こっちもつられてウマー!!って叫びたくなる、そんな読後感。人の心を動かすには、まず自分の心が動いたか?こそが問われるのではないか、と本作を読んでしみじみと考える夜を、皆様も過ごして頂きたく。
本作は氏のファンにはお馴染みの、テーマ毎のレシピ本なんですが、過去作よりも進化し続けているのが恐ろしい。冒頭にはきちんと鶏ムネ肉への理解を深めるページを新設しつつ、固定されていない自由闊達な、しかし読みやすさ抜群のレイアウトで新たな味の世界へ誘う訳ですが…
アンソロジーになった本作ゆえ、マンガやイラスト、さらには観戦レポートから小説まで、実に幅広く優勝を祝う内容になっており、これだけでも本作が実に大労作なのが見て取れるかと。今年も作れるようになると良いですな、と願いながらこれからも頑張っていただけると!