まずは裏表紙と冒頭1Pをペタリ。人間の心理こそ、まさに知の宝庫であり、明かすべき根源であり、知の行き着く果て。その闇の中に瞬く知を、マンガでわかりやすく解説しようという野心作が本書となりまして。一歩間違えれば大変なことになる心理カウンセリング、さてどうなる?!
二次創作としての、ファンが綴るサイドストーリーが完璧な按配!劇場版での一連の物語を、決してIFにはせず受け止めて、煉獄さんのあの瞬間へと向かわせながらも、それまでの時間を愛おしむ…そんなファン愛が詰まった見事な物語展開。二次創作マンガとしても本企画五指に入る最高傑作と断言したい!
マンガゆえのスムーズな展開(コマ割が完璧すぎる!)で太宰府天満宮、竈門神社へ行く煉獄兄弟を足取りを、さりげなく解説コマを設けて自然と読者にもアピールしているスゴ技。読みながら、ス~ッと巡礼方法がわかる、ってのは並の聖地巡礼本では達せない極地。この本の凄まじさはこれだけでなく…
11年目となった今、初めて明かすのですが本企画の裏ルールには「ご当地グルメが掲載されてる本は良い本」という謎なルールが御座いましてな。ホッホッホ、本作にもちゃ~んとご当地グルメが掲載されており、従ってこの本はとても良い本だ!ということが証明された訳ですな(断言
飲食島に限らず、すべてのジャンルの同人作品が人の心を打つためには何が一番重要か?がこちら。そう、俺は私はコレが好きなんだ、と力の限り叫ぶことではないか、と思う訳です。技法は所詮、大砲の筒。そこに装填するタマこそが、同人作品本来の魅力のハズで。
@Arugha_Satoru 漫画だけでは済ませないのが本書のさらにすごいところ。一通り漫画で読ませた後(時には前に)必ず、文字による解説コラムが入っている点。これだあると見違えるほど、ゲームへの理解度が増す仕掛けで、よっくぞこのアイデアを思いついたなぁ!と感心するしかなく。
さてさて、電車車両内で即売会とは如何なるものなのか?ですが、本作ではこのように漫画形式でその模様を克明に記録・掲載している構成になっていて。すげぇな、なんだこりゃwww いや~こんなの有ったなんて。ぜひとも一般参加してみたかったぜwww
まずは中身をペタリ。本書のストーリー構成としては、実際のバイクイベントにお出掛けする登場人物たち、といったIF、サイドストーリーなのですが…もう一目瞭然、圧倒的な画力の高さで繰り広げられて。まず普通に読んでて面白く、現在進行形でバイク沼の深みに居る人にはさらに刺さる二重の魅力!
気になる中身を個人的主観全開でチョイスした3ページ分だけペタペタリ。さすがに?年季と気合の入った執筆陣によるものだけに、みんなガチで上手すぎる(絶句)パロディとシリアスのバランス配分も絶妙で、この辺の肌感覚には感服するしかなく。いやぁ、マジで良い本を読ませていただきました。感謝!