伝説のキノコ漫画「侵略円盤キノコンガ」はちょっとプレミアついてるけど是非読んでほしいのだ。
UFOに付着した宇宙キノコに侵略される黙示録的ホラーなのだが、ケレン味たっぷりの怪奇造形美と、終末ものの静謐な哀しさが混ざり合った唯一無二の作品なのだ!
切なくも美しいラストは胸を打つのだ……
「がらくたストリート」は本当にもっと評価されてほしいマンガなのだ。
かわいい絵柄とのんびりした日常の中に、凄まじい量の雑学が詰め込まれてて超ワクワクするのだ!
アニメ作画、民俗学、野球、自転車、体操、陸上、炒飯、釣り、故事、ヤクザ、宇宙人、共感覚…もはや読むタモリ倶楽状態なのだ!
奇書もいいけど偽書もいいのだ。「偽書・東日流外三郡誌事件」は、戦後最大の偽書事件を追った実話本。
アラハバキなどが登場する幻の東北古代史。この疑惑の文書を巡り、名家、行政、土建屋、考古学者らの思惑が錯綜するのだ。渦巻く怨念を見つめながら記者が真実に迫る、迫真のドキュメントなのだ〜
昔から大ファンなkashmir先生の猫耳幼女鉄道マンガ「てるみな」は、のたうち回るほど好きな作品なのだ!
一見のんびりした鉄道紀行に、つげ義春、クトゥルー、濹東綺譚などのエッセンスと、強烈な法螺が大胆に混ざり、異次元の日本情緒を生み出しているのだ。
かわいい内田百閒て感じで最高なのだ〜
「大学ゲリラの唄」は学生運動時代の安田講堂の落書きやビラを集めた本なのだ。
力及ばずして仆れることを辞さないが 力を尽さずして挫けることを拒否する
真っ黒に汚れた手の中に(略) 僕らは革命の夢を見る
など、血が滲むパンチラインの嵐に打ちのめされるのだ!
ヘルシングにも引用されたのだ〜
過去作ほとんどプレミア価格、伝説のカルト漫画家・逆柱いみりの名作「はたらくかっぱ」が今月末復刊するのだ!
氏の作品はどれも、不思議な風景を巡るだけの行きて帰りし物語。とびきり奇妙でどこか侘びた作品世界にトリップしたら、二度と帰ってこれないのだ
本作は特に読み易くておすすめなのだ〜
「度胸星」は未完の名作SF漫画なのだ
主人公・度胸らが厳しい宇宙飛行士試験に挑む一方、火星では調査隊が謎の立方体・テセラックと遭遇するのだ
へうげものの作者らしい熱量と超魅力的な謎を備えた大傑作なのに、諸事情で打ち切り…
打ち切りの悲惨さを教える戦争史跡のように読まれてほしいのだ😢
「江豆町」はしみじみ渋い町内SFなのだ
老いに憧れる青年の数奇な運命、でたらめな町の地図、夜空を見上げるだけの祭、姿の見えない謎の存在…
少し不思議な物語が絡まり合いながら、温かくもすッとぼけた町を描き出すのだ
控えめな哲学と後一歩の飲み込めなさが魅力的な、裏「団地ともお」なのだ〜
異世界言語学マンガ「ヘテロゲニア リンギスティコ」面白かったのだ!
若き言語学者が、ワーウルフ、スライム、ラミアら言語からボディランゲージまで異なる種族と体当たりでコミュニケーションしていく、ひと味違う異世界もの
異種間コンタクトの学術的面白さと難しさが良い塩梅で描かれてるのだ〜
伝説の打ち切りジャンプ漫画「惑星をつぐ者」がkindle化されてたのだ
人類が他種族に支配された宇宙。不可視の剣を武器に、呪われた因縁を清算すべく旅する男の物語
外連味溢れるキャラと深いテーマ、細部に宿る本格SFマナーが激渋!9話終了ながら繰り返し話題に上る隠れた名作、やっと読めたのだ〜
以前「宇宙よりも遠い場所」にかぶれて国立極地研究所に行ったのだが、無料広報誌「極」がクールだったのだ
江戸時代に観測された謎の赤いオーロラ特集、東京トイボックスのうめ先生による漫画、隊員のコラムなど北極/南極の今が伝わる充実の内容
HPでも公開されてるのだ〜
https://t.co/E4iJzSLzBk