自分達の種族の道徳こそが絶対的な善意だと説くペルリ星人のシンプルな見た目は、オロカメンにも近いデザインだ。
自身を"神"だと確信している狂人デロリンマンとの理念の対立は、後のオロカメンとデロリンマンとの会話にも重なる思想問答である。
幾原邦彦の居る所に庵野秀明あり。という事で、対談相手としてお馴染みな庵野監督の方が逆シャアから影響を受けたと見られる産物が、エヴァの碇ゲンドウだ
女性関係には汚く男のダメな部分も目立つが、異性からはよくモテる
女性を思うままに利用するというエゴイストな面も、鳳暁生と共通する所だ。
#この漫画知っている人で100いいね
『綿の国星』
幻想的な絵本を見てるかのイメージ。とにかく雰囲気が良い。
あの時代の24年組の作品は、どれもなんだか文学的だ。
スープスとスパイディが仲良くボコり合っていた同年の日本では、水木しげるによる『鬼太郎対悪魔くん』が掲載されていた
千年王国版悪魔くんは鬼太郎を全裸に引ん剥く手前まで追い詰める
悪魔くんもダーティーなキャラだが裏で糸を引いていた、ねずみ男もまた鬼太郎にとって厄介な「身内の中の敵」だ
#自分が心から共感したキャラのセリフ選手権
内海課長の有名なこのセリフ。
『パトレイバー』に限らず、悪役にある種の真理めいた事実を言われると何故だか痛快に感じる。
そして原作最後の敵である魔人ブウ戦では、世界中の人達からの力を貰い元気玉で消し飛ばすという方法で決着となる。
ただ敵を討ち倒すだけではなく、悪役に敬意を表してトドメを刺す最終的な幕引きは、シリーズ随一の名場面として今尚深く刻まれている。
もちづきさん、笑って見られる大衆娯楽の楽しさはあるんだけど、社会人が抱える闇というテーマが結構重い。
同じ作者の漫画のコマを並べると、その意図の本質は殆ど変わってなかったり。
特に“至る”というこの表現は、ドカ食いとアルコール依存性は表裏一体なんだと、深く考えさせられてしまった。
ララァとシャアの初対面を比較すると、やっぱりジークアクスはORIGINの要素も拾っている様だ。
どちらもシャアが原典よりも、白馬の王子様している。
因みにララァ役の潘恵子氏のララァとシャアの出逢いのイメージは、前者のORIGIN版が最も近かったらしい。