確かに立場上優位だった物語開始時点での山田の役割は王子様的ではある。
クラス内では上流カーストの人気者に加えて、スタイルも抜群。正に理想の異性像だ。
だけど僕ヤバは、山田に羨望を抱く市川"だけ"の物語では無い。
市川に対する山田の感情の推移も、ちゃんと可視化されているのだ。
ブロリーの主人公の性質は、デザインからも表れており、所謂ヤムチャ顔なそのデフォルメは、鳥山明の読み切り時代から多く使われた主人公のルックスパターンの一つだ。
主人公と相対する、ライバルキャラ風味だった頃のヤムチャは悟空とはまた違う、正統派主人公の顔立ちというコンセプトなのだろう。
神への誓いの為に、純潔を守らねば変身出来ないという設定があるジャンヌこと、まろん。
だが、初めての相手である稚空との愛の契りの後でも変身出来た際の名文句は、素直に感動出来る場面だ。
この“セクシュアリティの肯定”という意識は、セーラームーンが持っていた要素の更なる発展系だろう。
ムーンナイトの原作で一番面白いのは、ムーンナイトがイマジナリーフレンドなスパイダーマンの仮装をしてストリップ小屋に殴り込んだら、後に本物から苦情を言われた所ですね。
「教えてよ…あんた…オレに変装してストリップクラブに殴り込んだんだって?」
「まあ、ちょっとね」
「ええ?なんで?」
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を本日鑑賞。
まだ公開されて日は浅いので、ネタバレはなしで。
自分は上手くネタバレデスビームをかわしてきた甲斐もあり、観終わった後の感慨はひとしお。
昔からのファンとして求めてたものは充分に満たされる、久々に楽しい映画だった。
頼りになるけどあまり強くないとか、タキシード仮面を語る要素は多々あるけど、最も見せ場とされているのは無印の終盤で衛が洗脳されて、ダークエンディミオンとなる展開。
ここら辺は漫画版でも共通で、セーラームーンは目の前のナイトを手にかけるかの選択を迫られる。
今週のアニメ『ダイの大冒険』はアバン先生の活躍回。
単純なパワーでは弟子達に追い抜かれながらも、精神論や独自のスキルでは優位であるのが、ドラゴンボールの亀仙人にも通じる持ち味だ。
う~む、やはり師匠キャラは魅力があって良い。
『MONSTER』作中では、フランツ・ボナパルタが著した絵本という設定で『なまえのないかいぶつ』が登場する。
ヨハンの心理に影響を与えた寓話の中の“かいぶつ”は、作品観を象徴する純粋な存在だ。
それ自体がアイコン的であり、「偶像」としての怪物のイメージをより際立たせる効果があった。
ストロングワールドの内容は残念だったけど、悪役であるシキは面白いキャラだったと昔から思っている
宿敵ロジャーに固執して新しい時代を受け入れられない老人が、若い世代に打ち負かされる構図もワクワクだ
ここら辺のテーマは金獅子の名も出た、ゲームのアンリミテッドワールドRが上手く描いていた