鬼滅の無惨様って、『烈火の炎』のラスボス、天堂地獄=森光蘭のビジュアルや俗物さと、『犬夜叉』の奈落の耽美な雰囲気をミックスした悪役像に影響されてるのだと前々から思っている。
同じ少年漫画でもジャンプ系ではなく、少年サンデー系悪役の趣を感じるのだ。
Twitterを初めて早2ヶ月以上。
有名人の万単位フォロワー数を見てると、なんかドラゴンボールの戦闘力みたいだなとふと思う。
自分のフォロワー数が70ぐらいだから、今の自分は初登場時のヤムチャ並みの超人なんだと考えたら人生は愉しい。
怪盗・黒バットを倒す形で主役として入れ代わりデビューをしたのが黄金バットであり、黒バットは先代主人公と云える。
その後の設定で黒バットは名前と姿を変え、誕生したのが宿敵ナゾーだ。
ナゾーと暗闇バット自体は別人だが、暗闇バットは先輩ナゾーを差し置いてちゃっかりラスボスになったりする。
当初は単なるやられ役として考えられていたベジータだったが、その代わりに非道な悪役として登場したのがフリーザだ
後に復活したフリーザは『ドラゴンボール超』で悟空と共闘しベジータを脅かしかねない活躍ぶりを魅せる
ラスボスタイプの悪役が繰り下がって共闘型ライバルになるのが実に斬新であった
日本の漫画でライバルキャラの系譜を語るなら「週刊少年ジャンプ」の存在は外せないだろう。
ジャンプ連載の漫画で最初に強いインパクトを残した悪役は『コブラ』の宿敵クリスタル・ボーイだ。
主人公コブラとは失った記憶から関わりのある因果の相手であり、ライバル同士とも形容出来るカルマを持つ。
初登場時のファースト・コンタクトから印象的な活躍を見せており、腕に自身のある力石は素人であるジョーからのジャブを浴びせられ面喰らいながらも、ジョーを一撃で沈めプロとして実力の差を見せ付ける
ボクシングを始める事にまだ積極的でなかったジョーを奮い起たせる重要なエピソードとなっている
花形に続くスポーツ漫画のライバル達は各々が異なる特徴を持ちながらも、主役に匹敵するかソレ以上の存在感を魅せたキャラクターが多い。
『キャプテン翼』の日向小次郎や『リングにかけろ』の剣崎順に『SLAM DUNK』の流川楓等の主役と対照的な正統派ライバル達は、今も尚根強い人気を誇る。
『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック』は、主人公の父親の視点で若い頃の母親の姿がフラッシュ・バックして母に恋してしまうという内容だが『八神くんの家庭の事情』に加えて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティと過去の母のロマンスとかも影響が強そう
フェチズムと背徳感の合わせ技路線だ。
天下一武道会で亀仙人は、ジャッキー・チュンという仮の姿で悟空達の前に立ち塞がる
実力は拮抗しながらも、経験者としての差で勝利したチュンは当面での悟空の目標ともなった
成長を促す存在という意味では、一番最初の悟空のライバルキャラは天津飯ではなく、ジャッキー・チュンだという見方も出来る
『シャーマンキング』でパッと思い浮かぶキャラと言えば、何故か田村崎がまず出てきてしまう。
優男なメガネモブ脇役かと思ってたら、バルカンを扱う戦闘秘書ってのが当時はちょっと痺れた。