『NARUTO -ナルト-』に登場した自来也は、主人公ナルトへの修行の際に的確に世界観の"理"を説明する役割を担った最初の師匠だ
作中に登場する忍術の源"チャクラ"は人体の内部で働く力であり、武侠小説にある内力にも通じる設定である
同様に『スター・ウォーズ』のフォースが持つ神秘的な概念にも近い
漫画版での決着方法は、隠れていたフリーザが最後に美味しい所を持っていくというものだが、ここはかなり鳥山明らしい捻りだ。
だが先に放送されたアニメ版でのドストレートな決着を見せられた後だと、どうしても色褪せて見えてしまう。
漫画版びいきの自分にとっては複雑な心境で参った話でもあった。
主人公の市川はクラスカーストの底辺で、イタい中二病の真っ盛り。ライフワークが猟奇趣味だったりするのがご愛嬌
自分も定番所のマーダーケースブックは集めた事は無いが、多少の猟奇殺人関連本は集めていたので(現在進行形)、市川を見てると自然と微笑ましい気持ちになる
なかなか上手い設定付けだ。
現在視聴中の『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャーが、この手のキャラクターの中でも特に観ていて楽しい。
途中で退場し、代替えするという衝撃さを伴った役割は、『ゲッターロボ』シリーズの巴武蔵と車弁慶の関係にも近い様な。
1943年版『バットマン』で最も特筆なのは、執事アルフレッドの存在
同年にコミックで初登場したアルフレッドは、小太りでウェイン家に後からやって来た部外者だった
細身でお馴染みな外見は、この映画からの逆輸入だったりする
日本国内ではDVD化されていないが、海外盤を買う価値のある作品だろう。