ここに書いてないものだと、少年期に持っていて何度も読んだ、とだ勝之先生の「猫-ミック-」なんかも暗殺マシーンキャラだった。私の幼少期は血塗られた暗殺者達で彩られている(?)
「ハンターハンター」の王位継承戦で、王子から同時に電話がかかってきて誰の電話に出るべきか?と悩む下りがある。
大統領の陰謀でも、同時に重要人物から電話がかかってきて苦戦する場面がある。ハンタのああいう知能戦のアイデアはこういう映画を基にしている気がする。
マティはルースターの仕打ちにショックを受けて「触らないで」と拒むが、それでもルースターはマティを抱えて荒野を走る。
自らの未熟さ故の利己的で無鉄砲な行動で他者が傷つき、それを乗り越えて少女が大人になる。雪の女王やナウシカに通ずるビートがある。
自らの目的のために他者の命を犠牲にする、そうまでする意志の強さに感動すると宮崎監督は仰っていて、それは漫画版ナウシカに反映されたわけだけどトゥルー・グリッドでは主人公マティの愛馬が最後に死ぬ。毒蛇に噛まれたマティを助けるためにルースターが休ませず、ナイフを突き刺してでも走らせる