▼ワクチン3回目接種の副反応で微熱が出ていましたが、今朝からスッキリ。原稿執筆を切り上げ議員会館。用事を済ませて新橋で散髪。久々に門前仲町の「谷口屋」。この街で50年も飲食店を営む男性は「梅割り」を何杯も一気飲み、足元おぼつかなし。この「梅割り」は滝田ゆうさんの漫画にも出てきます。
▼森まゆみさんと久しぶりに雑談。政治の貧困あれこれ、現代文学の衰退、70年代の学生運動の実相などなど。それらすべて具体的な人物の等身大の話です。2冊の新刊にサインしてもらいました。
2002年9月17日からの日記を読んでいて、何もわかっていないなと思った。無知。「5人生存、8人死亡」とする北朝鮮の報告について感情的に反応し、外交の機微をまったく理解していない自分がいる。あれから19年。拉致問題を解決するには小泉訪朝の教訓を活かすしかない。 https://t.co/ZkemO5oZKW
▼来春に出す拉致問題の新書原稿を書いている。冒頭は「拉致問題と私 『意見広告7人の会』」。当時の新聞報道と記憶で書いていた。2002年当時の日記があったことを思い出し、見ると経過が詳細に記録されている。文字に残すことは重要だと改めて思う。
▼ライアン真由美さん(広島三区)の応援に行くと新聞各社の取材の多さに驚きました。安倍政権の法務大臣が懲役3年の実刑判決。前代未聞です。安倍さんは知らぬ顔の半兵衛の無責任。ライアンさんに注目が集まるはずです。13歳の若者もじっと話を聞いてくれました。クリーンな政治を実現しましょう。
▼岸政彦編『東京の生活史』を銀座「教文館」で入手。テレビの「家、ついて行ってイイですか?」に感動するのは、他人には意外な人生があることを知るからです。すれ違う人たちの人生を〈私たち〉は知りません。上間陽子さん、打越正行さんが聞いた二人から読む。レジで専用の袋に入れてくれました。
それぞれ味のある筆跡です。沖縄の知人(自民党党友)から総裁選の投票用紙を見せてもらいました。 https://t.co/fheOIDDIOH
▼自民党総裁選。どの候補者も政権の「最重要課題」だとする拉致問題について、現実的に解決へと進む具体的政策を語らない。安倍路線しかないと思っているのだろう。明日で小泉訪朝から19年。なんの成果もなかった原因と打開策を語るべきではないか。
安倍ー菅政権による路線では拉致問題は解決しない。菅総理もじつは気づいているのですが、「安倍後継」の立場があり身動きできない。そこで自民党内で模索があります。だがその発想もまた北朝鮮外交の基本を読み間違えている。「身代金を出せば被害者が戻ってくる」という認識は根本的にありえません。
超党派の訪朝団を北朝鮮が望んでいると報じられたが、どこかでなぜか宙返りした。最初に、そして何度も打診したのは政府ではない日本サイド。それに対して北側が超党派なら受け入れを検討すると回答した。あくまで日本側の依頼なのだ。政治的思惑で事実を歪めれば、回路は混乱してしまうだけだ。