吉村昭さんは規則正しい日常でした。
朝8時に起床。8時半から食事。9時半から12時半まで書斎で執筆。母屋に戻って昼食。午後6時まで執筆。再び母屋で夕食。午後9時からは酒を飲んで、0時には就寝。 https://t.co/KH44TmNvia
2002年9月17日からの日記を読んでいて、何もわかっていないなと思った。無知。「5人生存、8人死亡」とする北朝鮮の報告について感情的に反応し、外交の機微をまったく理解していない自分がいる。あれから19年。拉致問題を解決するには小泉訪朝の教訓を活かすしかない。 https://t.co/ZkemO5oZKW
▼ワクチン3回目接種の副反応で微熱が出ていましたが、今朝からスッキリ。原稿執筆を切り上げ議員会館。用事を済ませて新橋で散髪。久々に門前仲町の「谷口屋」。この街で50年も飲食店を営む男性は「梅割り」を何杯も一気飲み、足元おぼつかなし。この「梅割り」は滝田ゆうさんの漫画にも出てきます。
▼来春に出す拉致問題の新書原稿を書いている。冒頭は「拉致問題と私 『意見広告7人の会』」。当時の新聞報道と記憶で書いていた。2002年当時の日記があったことを思い出し、見ると経過が詳細に記録されている。文字に残すことは重要だと改めて思う。
20数年前に亡くなったひとりの男性が現代に蘇り、人物像がくっきり立ち上がる。文章力のすごさです。山田稔さんの「同僚ーー生田耕作さんのこと」は、いつもの名文で、まるで映画を観るように情景が動き出します。この傑物は1950年代に「ますます衆愚化する日本社会を呪い」ました。爾来70年近くです。
藤田省三発言。
〈デモクラットというのは民主主義という言葉を口で吐く者ではなくてデモクラットとして生きること。デモクラットとして、具体的な一つひとつの出来事に対し、一人ひとりの人間に対し、一つひとつの自然に対すること〉。
〈品性の下劣な誹謗、中傷に対しては一切答えることをしない。〉 https://t.co/42Xg2o86PP
映画「宝島」を見終わって書店に行った。真藤順丈さんの新刊『英雄の輪』を買う。「英雄はひとりじゃなかった」。そうだ。原作の『宝島』には瀬長亀次郎さんたちの闘いも描かれていた。映画にはそれがなかったことも違和感のひとつだった。沖縄の闘いを象徴する重要な人物だ。映画「宝島」は人気俳優を https://t.co/96jyoTKd8k
小沢信男さんは92歳の現役作家。その「いばらない文体」の生まれた秘密を、フリーランスで「食ってきた」文壇史とともに語って面白い。野間宏は子分を作ってきたそうですが、いまの各界にまで続いているようです。上田耕一郎さんに頼まれて一度だけ選挙の手伝いをしたというエピソードもありました。
銀座の「教文館」に宇田智子さんの『すこし広くなった』(ボーダインク)が置いてありました。 https://t.co/p0wFF7CKpO