来年は那覇市議選です。
普久原あさひ議員は2期目への挑戦です。 https://t.co/fmCdN8p87X
井上洋治神父「人は二つの道を同時に考えることはできても、同時に歩むことはできません」。
若松英輔『悲しみの秘義』から。
▼岸政彦編『東京の生活史』を銀座「教文館」で入手。テレビの「家、ついて行ってイイですか?」に感動するのは、他人には意外な人生があることを知るからです。すれ違う人たちの人生を〈私たち〉は知りません。上間陽子さん、打越正行さんが聞いた二人から読む。レジで専用の袋に入れてくれました。
北朝鮮拉致問題の集会が終わって関係者の懇親会に出た。隣席の和田春樹さんに野坂参三が山本懸蔵を密告したのかと聞くと否定、別人物でコミンテルン資料集に書いたという。野坂たちが伊藤律をスパイと断罪して除名、北京で幽閉したことは冤罪だろう。「日本共産党の100年」に検証はない。
上間陽子『海をあげる』の書評は武田砂鉄さん。この本の意味を人間の信頼と言葉の関係から、みごとに紹介しています。18日からの通常国会。言葉が枯れている、あるいは不在の世界で、暮らしの声を掬い取る力が問われているのだと自戒します。上間さんのエッセイは、石原吉郎や石牟礼道子に通じます。
マルクス、エンゲルスの「自由」への理念ではなく、発達した資本主義国での変革ならソ連や中国とは違うというのでもなく、「党と国家」の関係を歴史的・理論的に総括し、いまに具体的に適用しなければ誤りは繰り返し必ず起きるのです。スターリン主義は覇権主義だけでなくあまた粛清の体質だった。 https://t.co/s7Al8l2i72
▼森まゆみさんと久しぶりに雑談。政治の貧困あれこれ、現代文学の衰退、70年代の学生運動の実相などなど。それらすべて具体的な人物の等身大の話です。2冊の新刊にサインしてもらいました。
冒頭からいきなり阿部定が出てくる。こんな雰囲気の女性だったんだなと思うリアルな描写だ。村山由佳『二人キリ』(集英社)を読みはじめた。
芥川賞の高山羽根子『首里の馬』を読みました。沖縄の私的な民俗資料館でボランティアをする女性「未名子」は不可思議で奇妙な仕事に就くことで世界の孤独な人たちと繋がっている。永遠と現実。人間の柔かな心を繊細な表現で綴っていく物語。そう、いまの騒々しい日本に欠ける静かな祈りのように。
どこかで眼にしたお名前だと記憶にあっても、読んだことがなく、意思もなかった。視野の遠くにある筆者の著作をふとしたことで手にして、その言葉が心深くに浸透してきた。若松英輔『悲しみの秘義』。高校時代の親しい友人からもらった文庫本は豊穣な人生の意味を静かに語りかけてくる。年初の幸せ。