#これがデジタル庁だ 手塚治虫先生はこれを昭和25年の大阪で夢想していた！

映画観る。

こんなシーンで始まり、こんなシーンで終わるジュヴナイルSF、というより少年ドラマオマージュ映画を作りたかった。でもまさかこの作品、手塚治虫『日本発狂』がこんなにシッチャカメッチャカな話だとは思わなかった（ラストシーンだけ先に立ち読みしたので）。あくまでこの２ページのトーンで貫く話ね

日本で今でもナチス評価が高いのはちゃんと勉強してくれの一語だが、僕も妙に心惹かれたことがあった。戦前のベストセラー『ヒットラー伝』のドイツ労働党入党シーンを立ち読みして、自分にもこんなチャンスがあったら！ と夢想したのだ。水木しげる先生『劇画ヒットラー』から該当シーンを挙げておく

BSプレミアムの #ウルトラQ 今日はいよいよ「2020年の挑戦」 。ほうとうひろしさんのツイッターから拝借しましたが、懐かしの少年マガジン「きみも怪獣を作ろう」にもさりげなくケムール人がいます。この中では一番難易度低そうですね。コスプレの先祖かも。

女子高生漫画で一番好きなシーン。衿沢世衣子先生の『シンプルノットローファー』より。別エピソードで、凧揚げをする糸を調理部からもらう（チャーシューを作るとき用のもの）という発想もちょっとない。

ところで、さっきの「少年探偵団」の二十面相の口は、赤塚不二夫「メチャクチャNo.1」のボケ男へのオマージュですよね？

#これを見た人は自分がかわいいと思う画像を1枚貼れ よろづ屋TOMさん@yolozyaTOMさんのイラストにあこがれて絵の練習を再開した昨年のもの。でも、何もなしだと描けないので、水木しげる先生がお手本にしたアメコミをお手本にしました。考証は藤本和也先生によります。 https://t.co/w04Pi2AJEr

引き続き「大地底海」。もうはっきり『日本沈没』などの萌芽が感じられますね。このスペクタクルと空想性は当時の日本の小説の容れるところではなかった。ラストは断片しか見つかっていない「ぼくらの地球」

小松左京先生が大学時代、漫画を描いていたことを知らない人も意外にいるみたいなので、『幻の小松左京 モリ・ミノル漫画全集』から「第五実験室」「大宇宙の恐怖アンドロメダ」「大地底海」。もうはっきりとSFを書きたいという指向性が感じられます。小説か漫画かは手段の違いでしかなかった。

#ウルトラQ のほかの回でもあったと思うが、子役の演技に別の声優が吹き替えをするのは、珍しいことではなかったようだ。右下のコマで、若き日のみなもと太郎先生が別の役者が斬られる声をアテレコしている。『挑戦者たち』より。 #nhkbsp

僕ら残念だなと思うのは、漢文の素養がなく自ら漢詩を作ることなど思いもよらないので、対露交渉について宋の故事を引いた「檜斬る可し、檜斬る可し、王倫孫近皆斬る可し」みたいに言えないのである。今回のオリンピックに関して「輪賊滅ぶ、輪賊滅ぶ」てな詩を残したいではないか（滑稽新聞・参より）