手塚治虫『ロスト・ワールド 地球篇』復刻版より。このシーンなど見ると、映画それも「洋画」を紙とペンで再現できるという喜びが伝わってくる。これが後輩である藤子不二雄の二人となると、手塚のような「漫画」を描きたいという指向に変わっているような気がする。
大塚志郎さん「素人のウチが10日間で漫画原稿を完成させる話」https://t.co/eXDp58gjnCのミチコ嬢、「初心者漫画家志望の叫び」 見てますます共感するんだけど、でも鉛筆… https://t.co/6Uvdvm7spt
前半に登場する上手なグループの中で、初心者であること以上に「女性」であるために居心地の悪さを感じるあたりが痛々しい。その分、新たな仲間との出会いに心が躍る。一人で描き、発表することが困難だった時代の「同人誌」の意味が伝わってくる。ZINEをめぐる談議で、つい引っ張り出してきた次第。
てっきり鈴木光明『もも子探偵長』かと思ったんですが、手塚治虫『こけし探偵局』が少し早かったようで。やや遅れて初のスーパーヒロイン、石川球太『スーパーローズ』が。 https://t.co/pog7XpNspW
河島光広『ビリーパック』は主人公の設定もだけど、「生い立ち編」のヴィランの設定も凄い。子供たちを国内に残して「お国のために」働いていたマダムは、空襲で彼らが死んだと思いこみ、憤怒と復讐のために麻薬工場や密航組織をつくるのだ!
僕が妙に漫画表現にこだわるきっかけを思い出した。18歳のとき、つげ義春氏の『四つの犯罪』がサラ文庫から復刻され(そのときは白黒)自分が生まれる前の時代色と「探偵もの」のムードに酔い、これは文章でも映画でも出せないと思った。時折変な絵をupするのは、こんな作品を描きたいかららしいのです
それは、完訳主義の立場から翻案ホームズに対する非難がくり返されて、まず山中峯太郎訳が消え、その後も訳者が変わった果てに子供向けホームズ叢書がなくなってしまったのです。ちなみに今のシャーロッキアンの人たちは、そういう考え方は取っておられず、きわめて寛容です。 https://t.co/YSn5M9maHK
戦災孤児と、お国のために働いていたその母親。わが子が「おそろしい戦争屋」とそいつらに操られた自分のため死んだと知った(思いこんだ)彼女は、巨大な麻薬工場と密航組織を立ち上げる……。
『漫画教室』・キャラ配置に長編構成法、自分の絵柄の作り方、漫画映画について、そして漫画家生活の実態まで。これで見ると、月刊ペースがぎりぎり人間的だったことがわかりますね。とにかく素晴らしい本でした。
マツリセイシロウ先生@maturiboooからRTされたので『少年プリンセス』ご紹介。帯や説明文通りの奇想天外な物語なんですが、何とこれが往年の熱血痛快南方冒険少年小説そのまんまの面白さなんですよ。今の男の子は一度女の子にならないとヒーローになれないのかも。https://t.co/m1UNcuIdUp @amazonJP