西條八十先生が『あらしの白ばと』を連載したのは60歳から68歳にかけてなのだな。してみると、僕も今から美少女アクションミステリを書き始めても全然かまわないわけだ。いや、今と昔では年の取り方が2割遅い説に従うなら、72歳でも遅くないっ。ライトノベル・レーベルの編集氏よ戦々兢々として待て!
つげ義春の傑作連作ミステリ漫画『四つの犯罪』(小学館クリエイティブ復刻版)。初読の二見サラ文庫版は白黒だったけど、とにかく強烈な印象で、というのはここに描かれたような都市風景が、僕の十代のころにはかろうじて残っていた。これが僕の探偵小説イメージに繋がっている。今の人には別世界かも
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あたらしたかかず氏『エミの時間旅行』の「あさまち駅で恋をして…」(別マ74年11月号)にこんなページが。ほうとうひろし氏@HiroshiHootooが考証された「パン食い遅刻少女」の例?http://togetter.com/li/900834
来年1月早川書房より刊行の『大江戸奇巌城』!(画像は捏造です)念願の伝奇チャンバラ、美少女時代劇! キャラクターデザイン&装画は猫月ユキさんです。
「さぁさぁ、評判評判評判! 花のお江戸の大騒動、異国まで巻きこんだ陰謀があったをご存じか。怪しの一団、八百八町に蠢きしを知らないか。
ライトノベル抬頭のはるか前からずーっと言われ続けてきたことですが。「原稿が黒い」(漢字が多い)という言い方もあったほど。 QT @garouspecial: ラノベが流行る前に椎名氏がコレを問題提起していたのは凄いと言うか何と言うかw
「はたらく細胞」がまた話題らしいが、となれば手塚治虫『吸血魔団』を。人間の体内を擬人化した例はあるし、人間がミクロ化して体内に入る話もある。だが、「ミクロ化した少年が、体内で結核菌の美少女と恋をする話」など誰が思いついただろうか。
衿沢先生との会話で出た『うちのクラスの女子がヤバい1』の「ミクニさんとおにぎり」。女子の多くが超能力「無用力」を持つ学園。野球部の練習を見つめるミクニさんが差し入れたオニギリ。みんな大喜びだが主将はなぜか断わる。なぜ? その意外な真相と愉快な解決。これはミステリ漫画の傑作なのです