ショパンの死後にリストらの尽力もあり、ショパンの音楽はヨーロッパ中、そして世界中に広まります。
オペラとピアノ音楽の優劣は無くなり、音楽史上ピアノ音楽を開拓したショパンの真価が認められます。
そしてポーランドを代表する空港の名前が「ワルシャワ・ショパン空港」と名付けられました。
今日の朝ドラブギウギと同じ展開が19世紀パリにもありました。新人歌手が持ち上げられてスズ子と羽鳥先生のコンビが古いと貶められる構図、タールベルクが持ち上げられてショパンとリストがセットでオワコン扱いされたのと似てますね。本人の知らぬ所で雑誌に煽られた出来事でした。
#ブギウギ
今日のQさまのクラシック音楽家ベスト10で、ショパンが曲が綺麗と言われて「それだけ?」と泣いて落ち込むエピソードが紹介されていましたね。
「タールベルクがいればショパンとリストは不要」と雑誌で煽られて反論したのがリストだけだったのでいつの間にかリストVSタールベルクという構図になりました。
ショパンが反論しなかった事で興味が無かったと見なされる事がありますが沈黙を貫いたのだと私は思います。
METAKAMIのアバターでリストとショパンっぽいキャラを生成してみました。二人の武器は史実を元に、銃のかわりに音楽で戦うショパンの心に秘めた銃と、リストはサーベルか槍で迷いサーベルに。アバター制作は複数のクリエイターが手掛けていてこの絵にも私が描いたパーツが含まれています。
リストとタールベルクどちらが凄いか気にしていたのは実は雑誌に煽られた大衆だけでした。タールベルクはリストがいないパリで比較されずに平和に演奏活動したかったのに「リストがいないパリに来て出し抜いた」と雑誌に書かれて事情を知らないリストは反論して帰ってくるしただただ困惑してました。