ルッチーフ『奥さまは新妻ちゃん』
ポニーテールで巨乳で恥ずかしがりな新妻ちゃんを、ひたすら愛でる4コマ。男に好まれる要素をギュッと凝縮した造形が圧倒的。
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須藤佑実『包帯少女期間』
百合系の短篇集。複雑でいて胸を打つストーリー、印象的な表情や風景を切り取る画力、そこはかとないユーモア。恐ろしいほどの完成度を誇る作品群だ。
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冬目景『空電の姫君』1巻
ウェブ媒体への移行を拒み、出版社を移り、タイトルもちょっと変えて再始動。相変わらずゆったりした時間が流れるが、作者らしからぬポジティブさも漲っていて、やはりいい。
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仲谷鳰『優しくなりたい』
短篇集『さよならオルタ』所収の唯一の描き下ろし。自殺者が出た学校の屋上での、少年と少女の心の触れ合いを描く。迷子になった感情というテーマは『やが君』と共通だが、「百合」の束縛から逃れて、読者に深く訴えかける美しい作品だ。
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鍵空とみやき『ハッピーシュガーライフ』6巻
謎めいた物語のなかで、もっとも謎めいたキャラクターである「しお」を、ついに掘り下げる巻。一見無邪気な幼女だが、だれよりハードな経験をしており、それでも前向きに生きる姿がうつくしい。
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七都サマコ『そのアイドル吸血鬼につき』
突然引退を発表したアイドルに、ファンである男子高校生が理由を問い質したところ、彼女が吸血鬼だったと判明するラブコメ。どちらかと言うと女性向けの物語だが、ヒロインの美しさは一見の価値あり。
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はんざわかおり『こみっくがーるず』3巻
つーちゃん巻。主人公を置き去りにして掘り下げまくり。母親と虹野先生との三者面談は、4コマと思えないほどドラマチックな展開に。
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久野遥子『甘木唯子のツノと愛』
アニメーション作家として売り出し中の作者による短篇集。とぼけた幻想性のなかで、屈折したエロスが炸裂する兄妹ものの表題作が出色の出来。
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ちると『とっても優しいあまえちゃん!』
巨乳の小学生「あまえちゃん」と、マンションの隣の部屋に住む漫画家志望の青年が、母子みたく密接な関係になる危険なラブコメ(?)。下世話さと聖性のあいだの綱渡りがスリリングだ。
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冬目景『空電ノイズの姫君』2巻
マオのバンド活動が本格化し、夜祈子も歌手として別の場所で動き出す。心地よいけれど、かすかにざわざわする空気を感じられる作品。
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大見武士『かみくじむら』
失業中の青年が旅先で倒れ、見知らぬ村で目覚める。そこは電力すら通ってない孤立した地域で、村長以外は全員が女。青年はそこでハーレムの主となるが……。甘々だったり、NTR風味だったり、強引だったり、あの手この手で描くエロスが圧倒的。
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市丸いろは/左藤真通『将棋指す獣』
女子初のプロ棋士をめざす22歳、「弾塚光」をヒロインとする将棋漫画。謎の多い主人公、強烈なインパクトのあるキャラデザ、将棋に関する細かいエピソードなどが読みどころ。
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