平松伸二『そしてボクは外道マンになる』
ベテラン作家による自伝漫画。独特の誇張表現を通してであるが、プレ黄金期のジャンプの内幕を覗ける。テーマ的には、田舎育ちの作者が「外道」に目覚めてゆく過程が興味ぶかい。
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コナリミサト『凪のお暇』
28歳の美人OLが、恋人に裏切られたのをきっかけに、都落ちして無職になり、断捨離生活を始めるお話。いわゆるレディコミだが、ほのぼのしてる中に毒の混じった作風が味わい深く、人間関係や心理描写をたのしめる。
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夕仁/里好『聖へき†桜ヶ丘』
他人の「性癖」を読みとる特殊能力をもつ主人公が、入学したてのお嬢さま学校で、性的なトラブルに巻き込まれまくる物語。ちょっとエッチな百合コメディとして、非常にクオリティが高い。
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鈴木マサカズ『マトリズム』
違法ドラッグに溺れる人間たちと、それを追う捜査官の物語。さいきん力作を連打している鈴木マサカズならではの、カラカラに乾いた筆致を堪能できる。
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灯『Still Sick』
29歳と25歳のOLの社会人百合。主人公は会社の同僚に内緒で、百合専門の同人作家として活動している。ところが即売会で、総務部の前川さんと出くわし……。ニコニコ愛想がいいのに闇を抱えた、前川さんがとにかく魅力的。
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望月桜『恋にならないシェアハウス』
31歳のOLが、同棲相手に浮気されたのをきっかけに、シェアハウスでの生活を始める物語。脛に傷持つ女2人男2人の、ゆるやかな繋がりが心地よい。
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中山敦支『スーサイドガール』
恋人を追って自殺するため、他者の自殺を止める使命を担った少女を描く、死生観が急旋回するストーリー。ネガポジティヴなテーマ、勢いと芸術性、強くて心優しいヒロイン……作者らしさが何年ぶりかに炸裂している。
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榛名まお『のけもの少女同盟』
病弱な主人公が、保健室で部活を結成するネガティヴ4コマ。SF系の前作『こずみっしょん!』と比べて日常寄りだが、作者らしいヒネリがあちこちで利いており、きららの王道をゆく絵柄も相まって読み応えあり。
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板倉梓『きらきらビームプロダクション』完結
ちょっと淡々としてるけど、あいかわらずの可憐な絵柄で、アイドルとゆう生き物のはかなさとしたたかさを十分に描いた、高水準の4コマ作品だった。
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「『球詠』をディープに語ろう」
女子高生による野球漫画の傑作について、ちょっとマニアックな視点から語ってみた。話題は、かわいい制服が導いた奇跡、天才打者・希の本当のすごさ、藤井先生と芳乃の名コンビぶり、なぜ理沙先輩が特別な存在であるかについて。
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川田暁生『ロボット依存系女子のメーワクな日常』
内向的な性格で、いつもコックピットに引きこもる女子高生が、親友と一緒に戦う百合ロボットアクションもの。メカと女の子の描写がハイレベルで両立している。
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FLOWERCHILD『割り切った関係ですから。』
出会い系アプリを通じて知り合った、女子高生と高校教師が、遊びのつもりで深みに嵌ってゆく百合漫画。肉感的な絵柄が魅力的だ。
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