楠元とうか『好きこそももの上手なれ!』
居候しにやってきた桃井さんごは、可憐な容姿で、ほがらかで優しい性格の高校1年生だった。ただし性別は男だが……。男の娘モノの作品なのに、ヒロインが天使すぎて何ら問題がなく、日常系に近づいてるのがおかしい佳作。
https://t.co/ZNajbP8miC
伊藤正臣『恋とマコトと浅葱色』
修学旅行で京都を訪れた女子高生が、VRアプリみたくスマホの画面を通じて、新選組の原田左之助と出会って恋をする物語。スマホアプリで配信された作品なのでオールカラーで、浅葱色をテーマカラーとした空間表現を楽しめる。
https://t.co/U6pWZh15t3
wogura/田岡りき『スクール×ツクール』
文芸部に所属する内気な女子高生が、DIY部を立ち上げた先輩に振り回されつつも、工作の世界にハマってゆく物語。イラストレーターとして知られるwoguraの絵が魅力的だし、行動を促すDo It Yourselfの精神も興味深い。
https://t.co/tehnTBOwa8
雨水汐『欠けた月とドーナッツ』
美人でおしゃれだが、心に空虚さを抱える24歳のOLが、5歳年上の同僚との交流のなかで、自分らしさを手探りで捕まえようとする社会人百合。やさしく丁寧な心理描写が読者の心を解きほぐす。
https://t.co/k8exZgqNZL
あづち涼『深沢さん、ありがとう』
ショートカットで小柄なフリーター「深沢さん」が、無自覚で無防備な可愛さで男を虜にする、ゆるふわコメディ。そのピュアさで毒気を抜いてしまう、毎回のオチがおもしろい。
https://t.co/gJMSYO0Kc2
9℃『ナツキくんは今日もキレイ』の女装表現
女装趣味のある大学生の日常を描くコメディ。女らしさとそうでもなさのバランスや、ベレー帽などのファッションに注目し、漫画における女装表現のこだわりについて書いてみた。
https://t.co/UbdiL9TrAq
もちオーレ『出会い系サイトで妹と出会う話』
おもにツイッターで発表された作品をあつめた短篇集。絵柄はどちらかと言えば淡白だが、最高レベルに濃厚な百合を堪能できる。
https://t.co/IczUUouxsd
くろたま『社畜に死神が憑く案件』
27歳の働きすぎOLを死神が訪ね、過労のせいで死期が迫ってると伝える。しかし社畜OLはまったく生活を改めるつもりはなく……。カッコよくて可愛いアラサー女子を見たい人におすすめ。
https://t.co/mXGqPP7cXk
まつだひかり『まことディストーション』
ギターと間違えてベースを買ってしまった女の子が主人公の、JKバンドもの。練習そっちのけのおしゃべりと、辛辣なギャグと、意外と本格的な楽器あるあるネタがたのしい。
https://t.co/xgZaaTh7BK
室吉隆『永遠の青』
女しか彫らない彫師を主人公とする、入れ墨がテーマの異色作。虐げられた女たちが、過去を断ち切って変身する様を、リアルにエロティックに描く。
https://t.co/gaTkwlHOMI
糸川一成『空男 ソラダン』
男子高校生が修学旅行での出会いをきっかけに、男性CAになろうと志す物語。同僚である女性CAたちが、うつくしいだけでなく、誇り高いプロフェッショナルとして描かれており魅力的。
https://t.co/83HwurVSPr
白石純『魍魎少女』
大正時代(?)の日本を舞台に、巨大なノコギリをもつ少女が、バラバラになった師匠の体をとりもどすため戦う伝奇アクション。金髪ポニーテールで、和洋折衷な雰囲気をかもしだす、主人公「林檎丸」の魅力が圧倒的。
https://t.co/P9WXi57Xnn