「RUSH」(新田真子)
平野耕太先生がオタクになるきっかけとなったという漫画
主人公のマニ少佐は人間でありながら超人的な力を持ち、相方のテデスコ中尉は脳以外機械のサイボーグ。ロボットと呼ばれると「俺は人間だ!」と怒る
ヘルシングの人間と同じ意味ではなさそうですが少佐の元ネタと思われます
7話「 これだ、これを見たかったんだ、汚れた出来事を忘れ去るために作られたこの地が、偽善の名の化粧をはぎ落とし、再びその正体をあらわす姿を!」クライマックスで怪球フォーグラーによって人類への復讐を遂げる幻夜の台詞はHELLSING7巻p134の少佐の元ネタでしょう。
6巻p198(2001年06月25日初版)
新城「戦争は大好きです。好きで好きで夜も眠れないほど」
この時点の新城の階級は少佐
HELLSING4巻p186(2001年9月掲載)
少佐「諸君、私は戦争が大好きだ」
2巻p54「総員、大隊長殿を救え!突撃!」
莫迦野郎。どうしようもない大莫迦野郎。新城は思った。この僕を救えだと?」
新城が己を犠牲にして味方を生かす作戦で意に反して助けに来た部下への台詞
HELLSING8巻p125「この…この馬鹿野郎!!」
アンデルセン神父を助けに来た13課の場面と似ている
HELLSING6巻p83とOVA6巻4分28秒
絵としてはOVAの方が似ている。
↑のドメル司令は敵のトップ、デスラー総統の配下でマクスウェルと似た立ち位置。それ以外でマクスウェルとの共通点は見当たらず
#ネタバレ注意
”ミディアン”(1990) 原題:Nightbreed
少佐の台詞にある”ミディアン”に対するルビ、”夜族””怪物”等が符合するように、ヘルシングはこの映画へのオマージュで溢れていました
ヘルシングの骨と血となったと言っても過言では無いでしょう
「コンスタンティン」(日本公開は2005年4月)
平野耕太先生が挙げた悪魔祓い映画。HELLSINGの聖釘に針金が巻かれているのはこれが元ネタと思われる
映画内の聖槍はハプスブルク家に伝わり現在ホーフブルグ宮殿に展示されている物がデザイン元と説明され、神聖さを増す為に針金で聖釘が固定されている
「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」(1992~8)
理想的エネルギー技術「シズマドライブ」によって人類が繁栄する未来を舞台に世界征服を企むBF団と国際警察機構の戦いを描くOVA。
BF団の巨大兵器「大怪球フォーグラー」が月蝕の様に登場する様はHELLSING5巻p159~60の元ネタでしょう
「ジャッカルの日」(1973)
「戦争の犬たち」(1980)と同じくフレデリック・フォーサイス原作でフランスのド・ゴール将軍暗殺未遂事件を元にした暗殺者映画。
HELLSING5巻p9の人物は本作の暗殺者”ジャッカル”で、OVA5巻冒頭では映画本編の狙撃失敗シーンが忠実に再現されている。
53話(最終話)p14~5 宿敵と死闘し、上半身だけになって逝く主人公の最期はHELLSING9巻p31のアンデルセン神父の元かもしれない。
似たシーンは「ジャイアント・ロボ」(1992)にもある
https://t.co/jOR1HyaJR3
p38「燃え盛る戦車から飛び出してきた敵兵を」撃つ様に近いシーン
演説では「MGで薙ぎ倒した」と言われているが、このシーンではMP40で撃っている
p90「ティーゲルの88mmが敵戦車を撃破する」様
本当はドイツ語発音では「ティーガー」が正しく、アハトアハトはmmではなくcmで表記される方が正しい