本作の真田中佐は仕方なく戦争を楽しんでいるといった差異はあれど、HELLSING4巻p186「私は戦争が大好きだ」の本歌である可能性はある。
給料の低い傭兵が戦争を愛する要素はHELLSING6巻p139~40 ベルナドットと祖父の会話とやや共通する。
星々の収斂は最後、イデが発動して皆死に、その魂がイデに取り込まれる様の伏線となっている。
集合意識に取り込まれるか、個を貫くかの選択を迫られ拒否する様はHELLSING9巻p197の少佐と似ていた。元要素なのか決め手に欠けるが一応載せておく。
3話18分34秒~「いいか、俺がオフェンスで、あんたがディフェンスだ」
主人公の恋するスミス・トーレンが作戦中主人公へ言う台詞でHELLSING6巻p180 ベルナドットの台詞の元と思われる
スミスはその作戦で死亡するので、この台詞はベルナドットの死の伏線だったかもしれない(画像は台詞とは別シーン)
「犬狼伝説 - Kerberos Panzer Cop」(1988)
典拠は前述の通り、平野先生が飛行船の元の一つとして挙げた漫画。上下二巻。飛行船は上巻p106~27に少し登場するのみでそこまで存在感がない
HELLSING8巻p169 少佐の座席右側から拳銃が出てくる。↑はリモコン操作ではないので他に本歌があるのかもしれないが今の所判断できない
「天地無用!」(1992〜)
ハーレムSFラブコメで平野耕太「以下略」単行本p61で題名が挙げられている。
TVアニメ版1期23話11分 老いた武人 遙照が、長年の時を経て宿敵(神秘の力により昔の姿のまま)と再会し「やはりお主じゃったか」
HELLSING6巻p39 老ウォルターと大尉の再会「やはり貴様か」と似ていた https://t.co/I4MyfdZ7Tm
@sainokawara666 フランス語で"sera"は”意志”を表すので、旦那がセラスを吸血鬼にした理由と符合しますから、私は”意志”の意だと解釈しています
暁の出撃をする時の飛び方は、”火の様に宙を舞う蛇”と揶揄された熾天使を暗示している様にも見えますのでセラフィムの意が含まれているとも思えます
ト死ネテ、ソレデ嬉シクハナイノカ」
「ソレダケジャ嫌ダ モット、何カガ必要ナノダ」
遂ニハ鉄拳ノ雨、乱闘ノ修羅場トナル
「帝王」(1982)
フレデリック・フォーサイスがヘミングウェイの「老人と海」を元に書いた小説。HELLSING5巻p9でフォーサイス関連作が挙げられている中の「こんにちは「帝王」です」は本作と思われる。漁師が帝王と呼ばれている巨大カジキを獲ろうと奮闘する内容で、帝王は老人の事ではない
「ダイ・ハード」(1988 原題:Die Hard)
警官の主人公がビルを占拠した武装集団と戦うアクション映画。HELLSING5巻p7~8 ジャッカルの精の元ネタで、主演ブルース・ウィリスの出世作。
p8の「ナカトミビル」は本作舞台のビル名。これ以外でHELLSING元要素は見当たらず