12月にぴったりの自作を紹介
『12月のエルメイン』75年 なかよし12月号 講談社
珍しく普通の青春もの(病もの?)
タイトルが先に浮かび、タイトルに合う話を考えた記憶が…
作中の病気に関しては、現在は医学の進歩により完治は無理でも普通に生活を送り、天寿をまっとうする事も可能です
曽祢は若い頃(73年〜81年)旺文社の学年誌(主に中二時代)でお仕事をしていました。
当時の中二時代が一冊だけ記念にとってあります。
『中二時代』78年2月号
『バレンタインカード』
右から 曽祢まさこ/牧野鈴子/中沢信/しらいしあい
『学園ラブ番外地』
明るいラブコメ、他愛のない恋のすれ違い。
ちょっと思い出話を
1:ちゃうネコ日記
2:父の作ったそね・しま作品集
3:最初の頃はイラスト付き
父に使えそうな絵はないかと言われて渡したのをぼんやり覚えている。
そねのは練習用のフリーイラスト。
4:志摩ようこ作品リスト
こんなものがあった!
✨男も女も縦ロール✨
『永遠に愛を』細川智栄子 秋田書店
古代ローマを舞台にした壮大な愛のドラマ
これは2001年のプリンセスの復刻付録だが初出は77年のビバプリ
なんと前出の井出ちかえさんの『ローマの女戦士たち』と同じ本
ローマ率と縦ロール率のとても高い雑誌だったのだ
『怪奇特集』
かわいい絵でホラー・ミステリーときたら…
『怪奇博物館』松本洋子/赤川次郎 91年 講談社
三つの異なる恐怖が楽しめるお得な一冊
第一話の『ドールハウス』日常系侵略ホラーの秀作
第二話はヒトコワな話
4枚目は第三話の『真紅の影』吸血鬼(?)の眠る別荘に来た一家の悲劇
手持ちのハロウィン少女コミック館から
『妖獣の門』篠原烏童 89年 朝日ソノラマ
とてもデビュー作(85年 ハロウィン創刊号)とは思えない、美しい絵と迫力のロマンチック伝奇ホラー。
明日は終戦記念日なので平和への祈りを込めて
『赤いリュックサック』巴里夫 74年 集英社
雑誌デビューは65年。
りぼんを中心に明るい学園マンガで活躍したが戦争をテーマにした心に残る作品も執筆している。
『疎開っ子数え唄』83年 ほるぷ出版
懐かしすぎる週フレ…
ラストはおまけの自作紹介。
永久に封印する筈だったけど、もう蔵出しします。
初連載の刷りだし、ボロボロです。
『気になる逃亡者』5回連載 曽祢まさこ 70年 少女フレンド
かなり悪ノリしている。
よくこんなバカバカしい話を75ページも描いたと感心… 若さって恐ろしい。