叙情派の新鋭の初コミックスを紹介
『夢みるセブンティーン』神坂智子 76年 白泉社
『はだしになった少女』(初出 75年 『花とゆめ』21号)
思春期のヒロイン達のちょっと危うい雰囲気が
とても魅力的♡
作者のデビューは73年 週コミ
父はもちろん、妹志摩のデビュー作掲載誌も保存してくれていました。
これも表紙が裂けていて補修しました。
別の棚にあったので姪っ子軍団の襲撃を免れただけでもラッキーなのかも。
『なかよし2月増刊号』1971年 講談社
大和和紀さんの『青春タッチダウン』の総集編です。
妖精旅行はなかよし(別冊)での初めての連載で、いろいろと思い出深い作品です。
昭和の思い出話、今回はここまで。またやります。
切り抜きシリーズ
74年 花とゆめゴシックシリーズの予告。
このシリーズ(全12作)は力作揃いで楽しめた。
2枚目の左と3枚目は『氷のロゼッタ』ゆきひろ 75年 花とゆめ
ヒロインがいわくありげなお屋敷(城)を訪れるところから始まる正統ゴシックホラー。
『天を見つめて地の底で』髙橋美由紀 ホラーコミックス 90年 秋田書店
作者は少年誌デビューだが、少女ホラー誌『パンドラ』(87年)で『天、地』(略)を連載し注目されたストーリーテラー。
ミステリーボニータで『9番目のムサシ』連載中。
『天、地』はパンドラ休刊後、他誌にて継続。最終章は未完?
水野英子特集 その1
デビューは55年(15歳)
初の長編『銀の花びら』は手塚治虫の影響が強いが『星のたてごと』で独自の画風とロマンを確立した。特に初めて男女のロマンスをメインテーマにした『星の…』は多くの読者に興奮と衝撃を与えた。
『銀の花びら』原作/緑川圭子 57年~59年 少女クラブ連載
切り抜きシリーズ
ボーイッシュなタッチで描く昭和(70年代前半)の青春。
バッドエイジシリーズ第一弾
『赤き血のしるし』河あきら 73年 別マ
この頃の不良は硬派でピュアでカッコいい。
(マンガの世界限定?)
西谷祥子特集その1
60年代後半活躍した少女マンガ改革者の1人
週マ時代の作品を紹介します。
『白ばら物語』71年 集英社(週マ連載 65年〜66年)
初めて少女マンガに文学性を取り入れ成功した記念碑的作品。
ロンドンのお屋敷に行儀見習いで上がったエマの成長を描く。