切り抜きシリーズ第2弾。
少女コミックの75年と79年の新春プレゼント口絵。
こんなのが年代も雑誌もぐちゃぐちゃに山とある…
本当にどうしろと?
昭和の切り抜きを紹介
夏休み恐怖まんがシリーズ
『オスカー家の悲劇』里中満智子 69年 少女フレンド
姉になり代わり全てを手に入れたつもりだったが⋯
双子の入れ替わりはケストナーの『2人のロッテ』あたりが元か?
少女マンガの、特にラブコメでは定番ネタだった
保存版の雑誌を一冊紹介
『ハロウィン』表紙イラスト/宮崎照代 94年1月号 朝日ソノラマ
この号を保存版に選んだ決め手は表紙、ダークメルヘンな雰囲気と色味が好きすぎる♡
『迦楼羅外伝』永久保貴一
『呪いのシリーズ』曽祢まさこ
『潤二の恐怖夜話』伊藤潤二
『星の子守唄』佐藤真樹 79年2月号
幼い頃別れた(両親が離婚)父への複雑な思い…
周りも自分も大切にしようとする等身大のヒロインは、きっと多くの読者の共感を得たと思う。
70年代半ばに登場した乙女チック(アイビー)マンガは少女の日常性を重視し、少女マンガを大きく変えていく。
思い出4コマ
昭和30年代、キャラメルやコロッケが5円から10円で買えた頃の話です
確かうどん(伊勢うどん)は30円くらいじゃなかったかな?
字だらけで絵も雑で、ちゃうネコ(そね)が言いたいことを言ってるだけの鬱陶しい4コマですが、よかったら暇つぶしにどうぞ。
昭和の気になる作品を紹介
『怪盗こうもり男爵』飛鳥幸子 19年 立東舎
(初出67年週フレ連載)
若さと才能とセンスが、三位一体化して生み出された奇跡の作品。
この600ページの分厚い本は続編も全て収められた真の決定版。
インタビューやおまけもあってファンにはたまらない。
切り抜きシリーズ・昭和のニューウェイブ
『OH!マイ兄貴どの』森脇真末味 78年 プチコミック 小学館
絵もお話も力強く説得力がある
ただ骨太すぎて、少女漫画のフワフワ感が好きな人には敷居が高いかも⋯⋯
昭和の気になるキャラを紹介
悪役ではないがヒロインのライバル令嬢といえばこの人
『白いトロイカ』(水野英子 64年週マ)のナタリア嬢
場末の酒場に現れた公爵令嬢の完璧な美しさは忘れがたい
(ネタバレ注意)ぽっと出の小娘に許嫁を奪われ、それでも愛する彼を助けようとして命を落とす悲劇の人