叙情派で思い出した昭和の気になるマンガ家を紹介
『ヴィクトローラきこゆ』三岸せいこ ぶーけコミックス 81年 集英社
1の左と4:『夢みる星にふる雨は…』 同 82年
ふわふわと夢のような、少女マンガならではのロマンスにSFファンタジー。
宮脇さんをもう一冊
『水晶宮の夜』宮脇明子 96年 講談社 コミックス
この作品集に収められた短編
『黄泉に走る⋯』(初出 88年 STスペシャル4月号)
がトラウマ級の恐怖で忘れられない
切り抜きシリーズ
ロマンチックな作風で知られるドシ様こと、
木原としえの初期のラブコメを紹介。
1の右と2『ただ今発掘中』70年 別マ
1の左と3、4『5600万Kmの恋歌』72年 週マ
当時はロマコメ全盛。
その中でもキャラのスター性は目を引いた。
本棚にあった少女マンガ以外(?)の気になるものを少し紹介します。
『マンガ日本の古典14 吾妻鏡』全3巻 竹宮惠子 94年〜95年 中央公論社
とても読みやすく、史書のコミカライズの模範のような労作。
鎌倉時代の入門書にはぴったりです。
高校時代の習作を紹介
そね印同人誌『手錠はおどる/デビューの頃』より
『人形の涙』68年(高二)
初めて読み手とかわいいを意識!
『われら下宿生』69年(高三の春)初めてのラブコメ
『ケンとわたし』 〃 (高三の秋)だいぶラブコメらしくなってきた
発掘したホラー誌を紹介
『恐怖城』ミステリーボニータ増刊 2000年 秋田書店
様々なタイプの恐怖が味わえる豪華なアンソロジー。
『悪魔の人形』曽祢まさこ
『巴の面』手塚治虫/『花色移し』波津彬子
『金輪』ささやななえこ
ささやさんの肌にまといつくような恐怖は後を引く。
水野英子特集その3
『白いトロイカ』(65年 週マ連載) 02年 講談社漫画文庫
帝政ロシアを舞台に描く一大ロマン。
少女誌初の本格史劇。
クライマックスのクーデター(皇帝暗殺)は1801年。
ドラマも引き込まれるが、何よりヒロインが可愛い❤️
巻末のマンガ家によるファンアートを集めてみました。
追悼 楳図かずお特集・その3
楳図氏はS30年に19歳で貸本デビュー
どれも異彩を放っていて面白かった
中でも『17才』(No.12はS42年 佐藤プロ)にシリーズ連載した『ロマンスあげます』はパワフルでユニークなラブコメ(⁉︎)だった
『キューピット』気になる恋の表現もどこかホラーでインパクト大
『学園ラブ番外地』のラスト、どうまとめたのか全然思い出せなくて、気になって仕方がないのでとうとう昔の刷りだしを引っ張り出してきた。
4回連載(15p×4)の最初と最後のページを紹介。
無事に誤解が解けて2組のカップル誕生、良かったね♡の世界。
これでスッキリと思ったら…