発掘したホラー誌を紹介
『天を見つめて地の底で』髙橋美由紀 88年 パンドラ増刊 マガジンボックス
デビューは82年(少年マガジン増刊)
後発のホラー誌パンドラ(不定期刊行)が『天地』の人気のおかげで売り上げが伸び、月刊化を成し遂げたという伝説の作品
パンドラ休刊後は秋田書店のホラー誌に移籍
ホラーシリーズ・宮脇明子特集
一番怖いタイトルは…?と本棚を見回して目に止まったのがこれ。
『今宵おまえののど笛を』96年 集英社
ビジュアル系バンパイヤミステリー
イメージピッタリの美青年吸血鬼人形(DOLK)を見つけた!
『失われた旋律』流水凛子 KCデラックス 90年 講談社
インド大好きな(エッセイ漫画の表記は流水りんこ)作者の初期のホラーの傑作。
初出は『ホラーハウス』88年 大陸書房
『ロングロングアゴー(久しき昔)』の歌が心に響く恐ろしく切ない物語…
COMは新人育成に力を入れていた。
1:『いきぬき』青柳裕介 まんが予備校(67年 2月号)新人賞入選作
2:佳作②にあだち充/ステップ賞に忠津洋子
(ステップ賞は掲示されたプロットをマンガ化して競う)
3:竹宮惠子 まんが予備校(67年 7月号)/山岸凉子 まんが予備校(68年 2月号)
昭和の気になる作品を紹介
『幻想魔界』わたなべまさこ 87年 廣済堂出版
(初出は 77年 小コミ 連載時タイトルは『プルトンの息子たち』)
元ネタはバローズ(米国の作家)の『地底世界ペルシダー』
『にこにこクリスマスまんがブック』
S29年 小学二年生12月号付録 小学館
30年ほど前、とある学校の図書室の奥から出てきた廃棄寸前の段ボール箱
(学年誌の付録等がびっしり)
当時教師をしていた友人によって救出され、そねのもとに
クリスマスに相応しい奇跡の逸品といえるのでは?
自作掲載ホラー誌を紹介
『ホラーハウス』表紙イラスト/篠崎佳久子 88年 大陸書房
2:『呪い髪』曽祢まさこ
3:『シルフィードの罠』竹崎真実
拒食症を描いたショッキングホラー
4:『次号予告』