西谷祥子特集その3
『学生たちの道』75年 朝日ソノラマ(67年〜68年 週マ連載)
19世紀、スイスの名門男子校に入学したアルバートを軸に、さまざまな出会いと別れを得て成長していく若人達を描く。
当時としては珍しい少年を主人公にした長編(水野英子さんの『ファイヤー』は69年〜71年)
多彩な活動で知られる内田春菊さんは少女ホラーでも才気あふれる作品を発表した。
『呪いのワンピース』ハロウィン 89年〜90年 朝日ソノラマ
呪われた魅惑的なドレスは、今も生贄(少女)を求めて彷徨っているのか…
3話のハッピーエンドとも取れるラストが切ない。
今発売中の『ほんとうに怖い童話』(2月号 ぶんか社)に曽祢の旧作『革命と断頭台』が再録されています。
マラーを暗殺し、暗殺の天使と謳われたシャルロットコルデー。
彼女の危うい魅力が少しでも伝わればいいのですが…
昭和の気になる作家を紹介
『雪花』村野守美 COM 72年? 虫プロ (初出 71年 漫画ストーリー 双葉社)
旅の僧と楽しげに語らう妻にイライラし夫はつい弓を僧に向ける
妻はあわてて僧を庇う…
男と女の究極の悲劇を小汚いおっさんとおばさんでやる作者のセンスに当時の私は衝撃を受けた
昨日の続きです
『赤と黒』スタンダール/あすなひろし
『ああ悲しき受験生!!』もりたじゅん
『イラスト・ポエム』岡崎正明
4の左:次号予告
長編はベテランを用いて読み応えがあり、短編読み切りはりぼんの若手を起用し毎回斬新で面白かった
本棚の気になる一冊を紹介していきます
『愛は時空を超えて』佐伯かよの/シャロン・サラ 2009年 ハーレクイン
ハーレクインには珍しいタイムワープもの。
子供達を守るため誘拐犯と戦うヒロインが凛々しい。
愛とサスペンスが詰まった一冊。
こんなものも出てきた!
昭和の映画情報誌が一冊だけ。
『スクリーン』85年(S60年) 近代映画社
2:マット・ディロン/フィービー・ケーツ
3:『モトちゃんのシネマ・ウォーク』萩尾望都
ポリコレが鼻につくようになってから洋画は見なくなってしまった…
切り抜きシリーズ
懐かしい2色カラーを紹介します。
『白いトロイカ』水野英子 週刊マーガレット S39年〜S40年
これはS41年の別マの総集編。
少し痛んでいるのが惜しい… それだけ当時、何度も読み返したって事。
コミックスが出たのは何年か経ってからだった。
明日に続く。
あちこちから昔の切り抜きが出てくる
もちろんバラバラの未整理💧
本棚の端で埃をかぶっていた緑のファイルの
切り抜きの間に挟まっていた一枚の紙
ただの落書きなのだが⋯⋯⋯
裏(表?)は千一夜のネーム、これはバルトレス編か?
お宝紹介・友ツテ
『スーパーミミ子』鈴木光明
小学三年生 S35年 10月号付録 小学館
小3の頃リアルタイムで読んでいた。
せっせと似顔絵を描いて送ったが一度も載る事はなかった。
すごく可愛く描けてた筈なのに、なぜ載らないんだろうと当時は本気で不思議に思っていた。