コミックス話その3
印税の税金(源泉所得税)と必要経費の話です。
誤解されやすい内容だから考えた方がいいとスタッフから言われて、昨日は更新を見合わせました。
でもやっぱりみんなに見てもらいたいので一部を伏せてアップします。
本棚の気になる一冊を紹介
『バースディプレゼント』宮脇明子( 89年マーガレット連載) 90年 集英社
緻密に組み立てられた極上のサスペンス
㊟ 前述の宮崎さんとは別人です
『ヤヌスの鏡』等のミステリアスな作品で知られるが
デビュウは76年なかよし 軽快なラブコメだった
気になる一冊を紹介
『ネメシスが矢を放つ』森谷幸子 79年 スタジオ・シップ
自殺未遂者を集めて始まるデスゲーム。
ミステリアスな表題作の他、危険な恋や儚い夢を散りばめた作品集。
作者のデビューは69年。
水野ロマンの流れをくむ実力派。
70年代フレンド系で、その後レディースでも活躍。
少女マンガの名作コミカライズときたら、私の中では
あすなひろし『嵐が丘』1967年 集英社? ジュニア・コンパクト
水野英子『初恋』1967年 集英社 デラックスマーガレット
大和和紀『あさきゆめみし』1979年〜93年 講談社ミミ・他
の3つがBest3。
風間宏子特集
『闇への祝宴』97年 ミステリージュール 双葉社
3:少女マンガ時代のイラスト。
左(詳細不明)もおそらくプリンセス。
この頃の絵が一番甘さがあって好きです。
4:山羊座/乙女座 Lemon(82年 学研)の占いページのイラスト。
70年代のビッグコミックの切り抜きが出てきた
気になる2作品を紹介
『寒雷』一ノ関圭 76年
新人離れした画力と構成の佳作
短編推理小説のような味わい
『女は世界を滅ぼす』諸星大二郎 74年
確かこの年、ジャンプでも『生物都市』で手塚賞を取っていた
すごいユニークな作風で驚いたのを覚えている
『手製の世界人名辞典もどき』
これも高校時代の労作。
英名と独名は辞書から書き写したのでほぼ正確だが、国によってはかなり雑でいい加減、でも参考にはなる。
4枚目は北欧伝説編、プロになって後から足した部分。
昭和の気になる作品紹介
『ジャマイカの紅ばら』丘けい子 71年 週マ掲載
二人の女海賊アン・ボニーとメアリー・リードの生き様を描く。
貸本出身 67年雑誌デビュー
ストーリー作りが上手く、血肉の通った海賊達のドラマに引き込まれる。
『カリブの女海賊』(再掲)69年
昭和の少女マンガ史劇の名作。