印象的な #闇堕ち といえば、手塚初期作『来るべき世界』('51年)におけるロックの闇堕ち前後の落差。 当時は主に明朗なヒーローを演じていた彼だが、冷酷な現実の連続で精神が闇に侵される様を演じきった。 余談ながら彼の堕ちる要因の一つとなるポポーニャのキャラは幼き富野由悠季少年を発情させた。

#新しい恋愛様式について考える 自らの創造物との恋愛的関係への欲望が当の創造物によって否定されるのは初期から続く手塚作品のモチーフの一つ。(抜粋画像は『ロストワールド』(’48年)よりヨメを作るブタモ博士) 『鉄腕アトム』における天馬博士とアトム（トビオロボ）の関係もその変形といえる。 https://t.co/Dp6a3NZ2pG

#新しい恋愛様式について考える 手塚治虫先生の『火の鳥 未来編』より。 新しい恋愛様式のあくなき探求。 抜粋最後の場面の残酷な美しさ。

1950年代中ごろの桑田次郎先生はペン画の絵物語風味の作品（抜粋画像参照）を積極的に執筆されており、その時の研鑽が後の漫画作品にも役立っているという事が言えるかもしれません。 https://t.co/atRa6ox0tV

鉄腕アトム「アルプスの決闘」初出の後半は #桑田次郎 先生の代筆で、かなり絵が手塚調と違った事は有名。 しかし、前後の桑田作品（抜粋2枚目の「三日月天狗」と3枚目の「神変流れ星」）では充分手塚調な絵を描けているので、自分は抜粋4枚目の様に推測。本当は複数人で代筆したのではと考えている。

#乱歩の日 #乱歩忌 とどのつまり、成人向けだろうが児童向けだろうが、江戸川乱歩作品の最大の魅力は抜粋画像で猟奇王が語っているものだろう。 自身は美しく構築された論理の城のような作品をモノにしたかったのかもしれないが、その傾向の強い初期作含めても遂にそれは成しえなかった。

ＲＴ先の特集より。 分布図も交えた1968年時点までの同人誌界のあゆみと同人グループ運営などにあたっての必要知識。 その後、まさか同人界が巨大な市場と化すとは、この時の誰が想像しただろうか。 https://t.co/FoaAeYe3uG

ebookjapan刊行の永井豪作品の電書版はカラー原稿の残ってる部分はカラーで収録されているようです。そのため抜粋画像2-4枚目のようにカラーに白黒コマが混ざったりもしますが、嬉しい編集方針です。 抜粋は順に、 「馬子っこきん太」 「ハレンチ学園」 「魔王ダンテ」 「バイオレンスジャック」 https://t.co/SuZ4dHSq4s

楳図先生の描く妹キャラではやまびこ姉妹シリーズのかんなちゃんがお気に入り。 「狐つき少女」('62-3年)でのこの場面なんか幼い子供のえげつなさがでてて可愛さ最高。 ガキ万歳。 https://t.co/RSRlqN7pXx

#ポニーテールの日 1970年代のガロで安部慎一さんや古川益三さんと一二三トリオ（名前の数字由来）と称され、人気を博した鈴木翁二さんの'73年作品。 ぎゅっと髪を後ろにまとめ、女への成長をねじふせようとする男勝りのオートバイ少女がそれをほどいた時、まぎれもない女の色気が滲みだす切なさ。

#ポニーテールの日 昔の漫画のポニーテールキャラといえば、あの方の描くこの娘にトドメを刺された。手塚治虫描く『リボンの騎士 (なかよし連載版)』のヘケート。ポニテの根っこを後頭部でなく横にずらしたそのセンス。 もちろんケモノ化も大歓迎です。

#ポニーテールの日 ここ数年間の漫画でもっとも魅力的だったポニテのあの子。読めば納得していただけるかと。 （クリハラタカシさんのツノ３部作の３冊目『隊長と私』より。『ツノ病』⇒『ラッキーボギー』の次に読みましょう。）