宿直をサボって飲んだくれた高品が急患にも対応できなくなる所を、駆けつけた先輩に尻を拭ってもらう始末。その後先輩は自身の若い頃のある一日を訥々と語り始める…という渋いエピソード。
最近知って驚いたこと:スペシウム光線は光の国の戦士にとって初歩中の初歩技だが、初代ウルトラマンは徹底的に磨き抜くことで独自の超必殺技レベルまで進化させた。中段正拳突きを音速拳にまで仕上げた愚地克己みたいなヤツだ。
『忍者と極道』、「笑えない少年と感情のない青年が出会い、やがて互いにとってかけがえのない存在となり、しかし行きつく先では殺し合う定め」という哀しい運命を丹念に描いてるのに、俺やお前らはどすこい喫茶ジュテームの話しかしないんだよな。
しかし実際ンところあんまり強くないし、自作のガジェットはすぐ壊れるし、やる気は買うけど所詮"世間知らずな坊ちゃんの思い付き"の域を出てないし、面倒みてくれてる執事(元軍人。やたら強い)からも「絶対うまくいくわけないからやめろ」とか言われちゃうのであった…。
#好きなアメコミを語る
実際ンとこ、映画『バットマン』合わせで出したにしてはチョイスを間違えた感がある。『ダークナイトリターンズ』等でダークでハードボイルドなイメージがついていたときに明るく楽しいお茶目なバットマンとか出されても肩透かしを食うと思うが…。
#好きなアメコミを語る
「貴方はン十年間眠ってました」と言われても実感ないので「変な夢だなぁアハハ」ってなノリだったキャップが突如残酷な現実を目にしてしまい「これ夢じゃないんだ…」となり、それまで夢の中のバッキーだと思ってた青年(リック)が別人と認識せざるを得なくなる演出がいい。
#好きなアメコミを語る
いきなり文句から始めてしまったが、なかなか見ない組み合わせで短編が読める楽しいシリーズではある。『THE NEW DEAL?』なんて「最近の若者は分からん!」とボヤく戦前生まれの爺さんとネオナチ気取りの悪ガキと、組み合わせだけで面白くて特に好き。
#好きなアメコミを語る
「『将太の寿司』の暴力描写がやけに生々しい」という評をチラホラ見るが、私的には辰と北岡が殴り合いを始める辺りに注目してほしい。
漂う「『やから』感」が下手なヤンキー漫画よりよっぽどリアル。
『トクサツガガガ』でそんな話あったなと11巻引っくり返してみた。
「『面白かった』と『楽しかった』は別の感情」
「声高に叫ぶことでもないが『つまらなかった』も立派な感想」
この辺がしっくり来る。
『鉄腕アトム』の『ロボイド』って『地上最大のロボット』にも劣らぬ名作なんだけどイマイチ語られない。恐らく山風や横光の忍者モノに触発されて描いたチームバトルものな分、前者より好きな人も少なくないと思うがどうか。