子供がワクチンを接種した。
副反応で40度の熱を出し寝込んでいる。
想定していたとは言え心配で暗澹となる。
「なんてことをさせてしまったんだろう」と泣きそうにもなる。
でも、それでも。
私は医学を信じる。
人類が命がけで積み上げできた叡智を信じる。
どうか明日には元気になりますように。
「ソウナンですか?」116話
無人島を脱出し救助された四人。
日本の学校生活に復帰するも主人公は思い悩む。
無人島の頼れるリーダーも、学校ではただのぼっち。
食べるにも事欠く無人島での遭難生活より、衣食住満ちているはずの学校生活の方が過酷なサバイバルだ。
学校だって命懸け。生き抜きたい。
「頑張る」「全力を尽くす」のは勇気がいる。
頑張って思った通りの成果が出せないと、辛すぎて心が壊れてしまうからだ。
優れたコーチは選手に小さな成功体験を積み重ねさせ、頑張りへの心の強度を上げていく。
親は子供の良きコーチありたい…けどそれ自体がプレッシャーにもなるから難しいなあ。
高瀬志帆先生「二月の勝者」12巻
中学受験生の過去問カンニングはあるあるなのだと言う。
書店などで過去問を立ち読みし、問題と回答を丸暗記してしまう。
そして過去問を使った模擬試験でいい点をとり、一時的にでも親を喜ばせようとする。
期待というプレッシャーで子供を追い詰めぬよう自戒したい。
ワクチンの副反応、発熱と腕の痛みがほぼ引いた。
心の烈海王が高らかに復活を宣言してくれている状態だ。
あとは烈さんが回復料理とか振る舞ってくれたりしたら最高なんだけどなあ。
ラマヌジャン。
「インドの魔術師」と呼ばれた数学者だ。
普通の数学者が人生をかけるレベルの公式を数日で発見し、重要な数式を膨大に書き残した超天才だ。
しかし32歳という若さで夭折してしまう。原因は留学先の英国料理が口に合わなかったから。
食べることがいかに大切か、それを想い切なくなる。
内なる自分と向き合い語り合う神聖な場所がある。
立ち食いそばの券売機の前がそれだ。
かき揚げ、コロッケ、磯辺揚げ…。
全部のせたい衝動を抑え、心の声に耳を澄ます。
欲求がピタリと嵌まったとき、自分は自分の最大の理解者となり、極上の食事空間が約束される。
立ち食いそば、食べたいなあ。
田村由美先生「ミステリと言う勿れ」9巻
子供は役割ではなく名前で呼んであげてほしいと語る整くんに、私もそう思うと詩さん。
ただ自分が歳をとるにつれ、自分を「お姉ちゃん」と呼んでくれるのは子供の頃からの家族だけということに気付いたとも。
それはそれでひとつの家族の宝物。大切にしたい。
つるまいかだ「メダリスト」3巻
小学校で徹底的にダメな子扱いされ、根こそぎ自信を奪われていた主人公。
自分ができると信じてくれるコーチとの出会いで変わり始めた。
「私も私ができると強く信じたい」
「信じられる私でいたい!」
私が私として生きるための闘い。フィギアスケート漫画の大傑作!