2008年3月、私は思い立った。
年金もどうなるか分からない。
投資を始めよう。
貯金ほぼ全額を個別株にぶっ込んだ。
2008年9月5日、リーマンショック。
長年コツコツ積み上げた資産の半分以上が瞬時に失われた。
15年前の地獄を見てきた私だが、面構えが変わることもなく今日も相場に踊らされている。
「ソウナンですか?」116話
無人島を脱出し救助された四人。
日本の学校生活に復帰するも主人公は思い悩む。
無人島の頼れるリーダーも、学校ではただのぼっち。
食べるにも事欠く無人島での遭難生活より、衣食住満ちているはずの学校生活の方が過酷なサバイバルだ。
学校だって命懸け。生き抜きたい。
緑山のぶひろ「罠ガール」6巻
鹿による農産物被害が深刻だ。高齢化でハンターが減少しているため、駆除もままならない。農家などが苦労して捕獲しても、その処理が問題だ。ジビエ料理店などごく一部が食肉として流通するが、ほとんどは廃棄される。自然と人間の共存、その実現には色々と課題が多い。
ソフトクリームでも食べようと中野のデイリーチコに潜入…したところで戦慄の光景を目の当たりにした。ハート様みたいな巨漢の漢たちが立ち並び、巨大ソフトクリームを一心不乱に食べている。
え?男塾の行事か何か?
そこに割って入る勇気もなくソフトクリームは断念。
世界には不思議が溢れている。
ゆるキャン△ 10巻
ソーセージ作りに挑戦する野クルメンバー達。かなり本格的に頑張りますが、何故か思うような味になりません。
ポイントは温度管理。
挽肉を手で混ぜると体温で温まりパサパサになってしまうのです。
仲間達と一緒なら失敗もまた楽し。
キラキラ青春が眩しいキャンプ漫画の傑作です。
「凪のお暇」8巻
雪深い故郷で過ごす凪。田舎の閉塞感を打ち破ろうと色々チャレンジするが上手くいかない。
その姿は母親から見れば30年前の自分。地元の人間関係に縛られ苦しみながらゆっくりと腐らせてきた自分の人生。
娘の成功を祈りながらも、失敗する姿を見て安心してしまう自己矛盾。
切ない。
私は同じテーマについて取り上げた、複数の書籍を読むのが好きだ。著者によってまるで異なる視点や結論を読み込む、そこに読書の醍醐味を感じる。
素晴らしいと思える本を読んだら、別の立場で書かれた本を探して読んでみる。それにより人の知識が自らの思考法に昇華し血肉となる。
読書って楽しいな。
南波あつこ先生「カモナマイハウス」
「頭に何かついてる」
昭和の頃はそれが花びらだったりした。
平成になりそれは芋けんぴになった。
そして令和はセミのぬけがら。
紆余曲折に日進月歩な少女漫画の世界。
次の時代には、主人公の頭に何がついているのだろう。
三次マキ先生「夜の下で待ち合わせ」第2話。
クラス会で孤立する主人公。いじめを受けているとかではなく、ナチュラルにクラスに溶け込めない。
私はこういう高校生活のスタート失敗しちゃった系のお話に弱い。「君に届け」の第1話とか感情移入しすぎて泣いてしまった。
都のこれからに目が離せない。
ラーメン界では最近「デッド飲み」が流行っているそうだ。
デッド飲みとはドンブリに直接口をつけてスープを飲み干す作法だという。レンゲを使うのは「コーヒーをスプーンですくって飲むようなもの」で邪道だと主張する。
うーん…。今の私ではスープを飲み干すことがまず無理だ。若さって傲慢だなあ。