高畑くんのこの超カッコいいシーン、単行本化の際に描き足されたものだったんだ。
F作品は単行本化の際にこういった描き足しや再演出されてるのが結構あるが、基準や心掛けとかあったのだろうか。インタビューやエッセイで語ってたりとかしてないかなぁ。
手塚治虫「ダスト8」とその元の雑誌版「ダスト18」読了。途中終了の為かなり直したと聞いてたけど、ここまでやるかという程の修正、再構成、描き足し。物語も主人公2人の設定もまるで違っていて驚いてしまった。「8」単体だと正直物足りない作品ですが両方読むことで改めて手塚の凄まじさに震えます。
電子書籍でもただの「みえ」になってました。真偽の程は判りませんが。 https://t.co/wV7kJZarER
F先生「おれ、夕子」の掲載誌を購入。
単行本版と比べると細かい所作も含めいろいろ描き足しされていて、その真摯な仕事ぶりにいつもながらグッと来てしまいます。夕子の父の盲執は「結婚前夜」で描かれたしずかの父の裏面だなぁと改めて。
昨日買った古い少年サンデー、三平とタヌキの別れの回が載ってる号で嬉しかったです。
しかし最後のページに付いた文を読んでビックリ。「あの世」だとは思ってましたが「地獄」限定だったとは。読み直すと確かに死神も云っていて、今まで全然気づいてませんでした。
三平、可哀想過ぎないだろうか。
漫画「水木しげるの小学館入門シリーズの思い出」
ゲゲゲ忌から数日経ちましたが昔描いた漫画です。boy meets MIZUKI。(初出「僕たちの好きな水木しげるの小学館入門シリーズ」2015年)
村に蔓延する伝染病の治療薬を探しに出かけたまま帰ってこない両親たちを追って子ども探検隊がジャングルへ向かうのだが、そこに至るまでの描写がテンポ良くも丁寧で、そういうところにすごく「ちばてつや作品」を感じます。
「ジャンボ・リコ」久しぶりに読む。ちぼてつや作品では珍しいアフリカ探検モノ。後半ちょっと失速し最後は超あっさり終わってしまうのが残念だけど、前半のドタバタがとにかくすごく楽しい。
人食い部族が出てくる為なのか90年代出た全集に入ってなかったけど、この辺り今はどうなってるんだろうか。
久方ぶり「あしたのジョー」を読んだら初期の丈や葉子が思ってたより少年少女でビックリ。
67年「ジャンボ・リコ」
68年「あしたのジョー」開始「テレビ天使」
69年「モサ」「風のように」
70年「餓鬼」
タッチや語り口がゆっくり深化していくこの時期のちば作品は年表を見てるだけでワクワクします
先日、関西で上映されたアニメ映画「不味い天ざる」のガイドブックにタイトル繋がりで昔描いた「そば屋の娘」という漫画の続編「だるま屋の娘」という話を描かせてもらいました。本日のコミティアで販売してますので手に取って頂けたら嬉しいです。
はるき悦巳氏は先日の広告で変わらぬタッチが見れて嬉しかったです。 https://t.co/2S8zCeNzxl