漫画、描き終わりました。
かなりバタバタして描いたので
後から見たらヘコむかも知れませんが
とりあえず今はホッとしています。
頼まれていたミニコミに載る作品なので
出来た時、また報告させて頂きます。
よかったよかった👺
「魔太郎がくる」のこの場面。今だに散歩とかしててバイクや車とすれ違う時、思い出して怖くなる時があります。実際こんな事あるんだろうか。あったらイヤだなぁ。
ちばてつや少女漫画行脚。いよいよ最後の長編「テレビ天使」を読んでます。
「あしたのジョー」の一月後に始まったこの作品。舞台の貧乏長屋は「ジョー」の殺伐とした初期のドヤ街に比べると人情味あります。バランス取ってたのだろうか。
しかし、芝居に情熱を燃やす少女はやっぱりこうなるんだなぁ。
週刊少女フレンド1967年35号より。
ちばてつや「みそっかす」の最後に描かれたおまけイラスト。手前の3人は判るが(左より、ちばてつや夫人、ちばてつや、ちばあきお)後ろの3人が判らない。いろんな作品の傍にチラチラ出てくるから、当時のアシスタントの方々と思うのですが。
「みそっかす」のスピンオフ作、ちばあきお画「あかねちゃんとさくらちゃん」読了。本編と違う世界での物語なので、本編で心を閉ざしたりするさくらやトラブル続きの上条家が終始平和で安心します。ちばあきおは当時ちばてつやのチーフアシスタントだっただけに、パッと見で判別するのは少々難しい…。
物語後半になると、前半と違って主人公・ユカの周りに友達も増え、快活な行動も当たり前のように描かれたりしてるので、読者に驚きをもって迎え入れられたとすると、前半の東京に行くまでの辺りだと思うのですが…はたして。 https://t.co/koTQvFasPm
ちばてつや先生は「ユカをよぶ海」でそれまで少女漫画になかった、男の子を平手打ちしたり、舌を出しておどけるヒロインを描いたところスゴい評判を呼んだと度々エッセイとかで書かれてるのだが、見直して、平手打ちはあるけど舌出しシーンが見つからない。雑誌だけだったのだろうか。🌲になります。
ちばてつや「アリンコの歌」読了。土門拳「筑豊のこどもたち」の影響から生れた、貧しい炭鉱町に赴任した教師と子供達の物語。主人公がもう少女でない事もスゴいが、前半の落盤事故のリアリズムが特に圧倒的で、これを少女誌で描けたのは、時代もあるけどやはりちば作品への信頼だったのだと思います。
「島っ子」読了。もう最高でした。ちばてつや少女作品の到達点じゃあないかと思います。
まぁ前半の泥棒話と島医者の娘のその後がなかったこと、超大急ぎのエピローグなど少々気になりますが、そこは脳内補完するとして、ちば作品のキャラ、コマ運び、ドラマといった魅力が詰まりまくってます。傑作。
ちばてつや少女作品、現在6作目「島っ子」を半分まで。貧しい島へ越してきた少女・ミチとその家族の物語で、何となく地味な印象から未読だったんですが、そんな自分を打ちすえたくなるくらい面白いです。まだ半分ですがこれ傑作じゃあないかなぁ。
画像は少女フレンド1964年10号より。先生が全然違う!
また現実のままならない問題を表立って、もしくはさり気なく作品に落とし込み始めたのもこの作品辺りからかなと思います。今作にはアイヌ差別について。
「ユキの太陽」は1963年に描かれた作品で自分の持ってる単行本は1998年発行版なんですが、目次に添えられた文が少々切ないです。
ちばてつや「ユキの太陽」再読。
すでに名人芸の完成度の上、今作より背景にリアリズムが入ってきた感があり特に養護施設の描写などグッときます。しかし主人公・ユキの無鉄砲さたるやもう鉄平じゃあないかという程で、同時期に描いてた「ちかいの魔球」の主人公の品行方正さとの差が物凄いです(続)