初登場に比べて雰囲気がすごく変わる漫画キャラは古今東西いろいろいるが、ちばてつや作品だと「あしたのジョー」の西、「リナ」の民子と浮かぶ中、何といっても一番は「あした天気になあれ」の主人公・向太陽だと思います。最初のふてぶてしい感じは一体何だったんだろう。
ちば作品再読「ユカをよぶ海」。
耐えるヒロインが主流だった時代に男の子を平手打ちしたりするユカがどれだけ画期的だったか、全て把握できるわけではないが前半に出るこのセリフなど今読んでもハッとします。あと脇役たちの個性の充実やコマ運びなど後のちばポイントがはっきりと出てきます。名作。
今回見れた原画は企画展だったウッドストック関係のもの。印刷では見れない枠外に書かれた何かのメモや墨ベタの筆の運び、荒々しい雨の描写。以前に比べて大胆な線ではなくなった(ちょっと悲しい)90年代後半のタッチなど。やっぱり生はワクワクしますね。何回も行ったり来たりしてしまいました。 https://t.co/eafyVq7BiH
また現実のままならない問題を表立って、もしくはさり気なく作品に落とし込み始めたのもこの作品辺りからかなと思います。今作にはアイヌ差別について。
「ユキの太陽」は1963年に描かれた作品で自分の持ってる単行本は1998年発行版なんですが、目次に添えられた文が少々切ないです。
「みそっかす」のスピンオフ作、ちばあきお画「あかねちゃんとさくらちゃん」読了。本編と違う世界での物語なので、本編で心を閉ざしたりするさくらやトラブル続きの上条家が終始平和で安心します。ちばあきおは当時ちばてつやのチーフアシスタントだっただけに、パッと見で判別するのは少々難しい…。
コミティアで買えなかった「ROKA エピソード集」をタコシェで購入。本と、いしい作品は常に新作が一番最高だと思います。
読了後、柴島弟で一冊読みたくなってしまう。彼はロカや姉より早く「ののちゃん」に登場し、のぼる達とも野球部で楽しんでる感じだった。
出るとしたら書名は「MUNE」だろうか。
今回参加させて頂きました。
「置きみやげの主」という漫画描いてます。
どうかよろしくお願いします👺 https://t.co/QngxLtiLpi