伊藤まさやさん作品掲載誌 ロリポップ創刊準備号 1985年冬、「追跡者」
大友克洋以降に腐る程湧いて出た緻密かつ冷めた描写で暴力を描く作品の中でも独特、表現力と美しさは他に無いのでは
効果線を使わずにここまでのスピード感と迫力を持たせているのが凄い、動と静のメリハリも素敵
宮谷一彦未単行本化作品「アリバイ売り少年旅行記」掲載プレイコミック1971年5月8日号購入
学園祭をサボって旅をしている少年がダムで沈む村から逃げて来た少女と出会い座り込みを続ける少女の祖父を救おうとする話、だけどよく分からない結末
宮谷さん作品の田舎の風景が相変わらず素晴らしい
宮谷一彦未単行本化作品蒐集、「天動説」第29回掲載週刊漫画サンデー1974/1/26購入
「天動説」の連載最後の回がこれらしい、結局筑紫将軍がどのようにして地位を築いたのかという昔話の途中で終わってしまっていた
表紙にもあるがモンサンミシェルの麓でヌード撮影という付録ポスターに驚かされた
滝沢解作品蒐集、「王選手暗殺計画」掲載週刊プレイボーイ1975/8/29購入
絵はほんま・りう(ナカグロ有)さん、王貞治を殺害出来ず自殺した青年の動機を追う老刑事、その理由に共感し不穏な結末となる
滝沢解が得意とする猛烈な設定も控えめだった、ほんまりうさんが描かれた事も影響しているのだろうか
中前英彦(あめかすり)「けむりのかたち」掲載月刊アワーズライト2002年7月号購入
蓮根の穴が喋ってる人物を抜くギミック
逆柱いみりさんが初登場との事
こち亀の「喫茶マラリア」はその筋では有名かと思うのだが、1976年の平凡パンチ劇画とマンガ号に掲載されている吾妻ひでおの人間失格に「純喫茶マラリヤ」が
こち亀は1984年の作品なのでやはり元ネタは吾妻ひでおなのだろうか?それともそもそも何らかのネタがあるのか?
密かに米軍基地へ運びこまれる核兵器、それを狙う革命家 一方街では脱走兵が立てこもり強姦殺人後、刑事らに撃たれ路地で死亡 また一方では親と喧嘩し貯めた金も奪われ警官を侮辱したと追われ彷徨う青年
青年は脱走兵の死体の傍らに有った銃を拾い…
という話に「蝿たちの宴」と命名するセンス、最高 https://t.co/Fd22OA6zr1
宮谷一彦単行本未収録作品蒐集、「密林に叫ぶ歌」掲載デラックス少年サンデー1970年4月号購入
内容はインパール作戦を題材にした反戦漫画だった、一連の少年サンデー掲載作のように子供に向けて投げかける意図があったように見える 英軍がちゃんとウェブリーらしき拳銃を使ってる所が宮谷さんらしい