ただ、蔦屋書店さすがやなと思ったのは、アマゾンや楽天等のオンラインでも在庫なし状態の上野顕太郎氏作画のパロディ漫画『治虫の国のアリス』が置いてあったこと。半分くらい読んだけどこれはかなり上級者向け。元ネタわからんのけっこうある。悪魔の娘ヘケートが本作でもええやつで心なごんだ。
現在どハマり中の谷弘兒氏もエロ劇画雑誌に連載してた時代があったらしく、最近もう谷先生がジャケット手掛けたCDとかも買い漁ってる有様なんで、この辺の作品も欲しいとなると(彼の場合単行本化されてない)もうまんだらけ行って店にあるエロ雑誌片っ端から漁るしかないのかと。誰かとめてくれ。
スターウォーズ全シリーズを観てて思うのは、ストームトゥルーパーの可哀想さ。クローンだからいくら殺されても心が痛まない存在として描かれている。彼らにだって感情はある。SWの脚本家は一度手塚治虫の『火の鳥 ~生命編~』を読んだ方がいい。
最初に火の鳥の『復活編』を彷彿とさせた曲はPerfumeの「コンピューターシティ」。「絶対故障だ ていうかありえない 僕が君の言葉で悩むはずはない」という無機質でどこか切ない歌詞と歌。「エレクトロワールド」の暗い世界観も手塚マンガに通ずるもんを感じるし。中田氏は手塚マンガ読者か?
私が手塚治虫90周年企画コンピアルバム『火の鳥 NEW GENE』のCDをわざわざ梅田のNU茶屋町店まで足を運んで購入したのは、ここの店舗限定特典である7ページにも及ぶ超小作マンガ小冊子(つのがい画)『火の鳥 NEW GENE 誕生編』が欲しかったからにほかならない。
手塚治虫の作品『七色いんこ』で、吾妻ひでおさんといしかわじゅん氏が共演してたりする。#吾妻ひでお
またしても谷弘兒先生のマンガ本を買ってしまった(これはまだ完全に絶版ではなくアマゾンとかで購入可)。青林工藝舎刊行の『快傑蜃気楼』。半年前に入手した『薔薇と拳銃』の前作にあたる。まぁエログロだが主人公がびっくりするほど活躍しないお話。表紙はオリジナルの方が素晴らしい。