この作品は、今まで一度も単行本化されなかったため、連載当時の原稿がそのまま残っているようで、連載扉絵からカラーページ、モノクロページの大半が現存原画からスキャンされるという、非常に豪華な電子版となっていました。
ちなみにこれが昭和32年5月号、鉄人の連載が開始されて約1年経過した時点での雑誌「少年」の目次です。
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読んでいて思わず笑ってしまったのは、横山先生のコメントで「最近は庭の卓球台でピンポンを楽しんでいる」と語りつつ、続報で「ころんで手を怪我しながらも描いた」という記事が載っていたところですね。(^^;
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次に閲覧したのは、昭和38年の「小学5年生」と「小学6年生」で連載された未復刻の冒険SF作品「パイロットジョー」でした。画像は参考に複写した全扉絵の一覧です。
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そして興味を惹かれたのが、野際四郎さんという方の作品で、横山先生の「地球ナンバーV-7」などの影響を強く感じる絵柄やファッションでした。
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某横山サイト管理人から問い合わせがあって、久しぶりにマーズの冒頭部分を読みましたが、やっぱりタイタンがカッコよくて「どう見てもこれが主役ロボットじゃん!」と思ってしまいました。(^^)
ちなみに鉄人の初期カルタの絵札はこんな感じで、ロボットではなく登場人物を中心に描かれていました。横山先生の関心がどこにあったのかが、よく分かるような感じがしますね。 https://t.co/vCYCBZQfXt
この短編集の中で個人的にグッときたのは「未来の価値」で、「死」と「ピアニストとしての将来の名声」のどちらを選ぶかという重たいテーマの作品でした。 https://t.co/5f1cmVoRwI