ケリー編は２年ぐらい前に検証したことがあるんですが、サンデーコミックス版に収録されていない主なコマは赤枠みたいな感じです。オックスの出動を思いつくのは正太郎君だったんですが、サンデー版では大塚署長に変更されています。

Takaさんが指摘されていたオックスの登場シーンを検証してみましたが、大都社版では連載時にあった赤枠のコマを新たに追加し、青枠のコマも連載時に近い形で収録し直しています。コマをカットせず連載時に近い形で再編集しようというのが、大都社版のスタンスだったということでしょうか。

そして、今度は正太郎くんの鬼畜攻め。さすがに暗殺者に対しては情け容赦なし。しかし、この侵入者撃退用の電気絨毯ですが、鉄人の中で登場するのは、これが最初でしたっけ？

そして、またもや正太郎邸の襲撃だ。冒頭とゴロギル博士の殺害時に続き、十字結社編に入ってすでに３回目の襲撃とは、さすがに正太郎くんが可哀そうになってくるレベル。まあ、本人はうれしそうだけど・・・。(^^;)

本日は鉄人と十字結社モンスターの第２戦を実況中継いたします。ああ、モンスター、姑息なことに、鉄人の居ないうちに警備艇を襲撃するというゲリラ作戦に出た模様。

付録見開きの大画面のトリミングで残念だったのはこのシーン。神戸の塩屋海岸の沖合いを漂流する大量の密輸武器を発見する衝撃の場面でしたが、単行本の小さなコマではこの衝撃が伝わらなくなっているような気がします。(^^;)

これもモンスターのフォルムや鉄人の着陸ポーズが気に入らなかったのか、こまめに描き直しています。先生のこだわりみたいなものを感じますねー。

この辺も、鉄人のポーズやモンスターのフォルムが気に入らなかったのか、全面的に描き直しています。モンスターのデザインは横山先生も気に入っていたみたいなので、こだわりが強かったのかも。(^^)

けれど、このモンスターとの初戦の戦闘シーンは、単行本化時にかなり加工されてしまっていて、付録見開きだったこの大迫力のシーンがトリミングされて、小さなコマに変わってしまったり、

本日は十字結社編の検証作業を行っています。これは鉄人とモンスターとの初戦ですが、地中から引きずり出しての地上戦、空中戦という流れが、ぞくぞくするほどに燃えますね。(^^)/

国際港神戸。昭和３７年の時点で、すでに大きな貿易港になっていたんですねー。ちなみにサンデーコミックス版鉄人の掛けアミ処理は、濃淡の無い１種類だけです。(^^)

こんなにセリフが変わっていたとは・・・。「殺人鬼」でもダメで、さらに「殺人者」に変わっていたのはびっくりでした。「黄色人種」を「こんな奴ら」に変えてしまうと、見下しているニュアンスが伝わらなくなり、意味不明ですね。(^^;)