『ヤンキー君と白杖ガール』の2巻、本当に面白かったです。
獅子王の苦悩、ハチ子の嫉妬。障害のあるユキコさんだけじゃなく、多くの登場人物が不器用さや不自由さ、人との違いを抱えて生きている。
上手くなくても良い、人と違っても良い。多様な人を受け入れられる社会。考えさせられる内容です。
喰われた隊員の刀を炭治郎が投げ、復活後の無惨様に初ダメージを与えるというのが良いですね。
かつて猗窩座に「まさか柱でもない剣士から一撃を受けるとは、上弦の参も堕ちたものだな」と言い放ったのに、同じ攻撃を受けるところが、本当に「無惨様」って感じの演出で最高です。
#鬼滅の刃
鬼滅の刃、甘露寺蜜璃の走馬灯というタイトルにビックリ!! 途中まで読み進めて、もうダメかと思っていただけに良かった。。
今までは、ちょっと面白可笑しく描かれていた蜜璃が闘う動機。自分が自分らしく、人の役に立ちたいという気持ちの描写がステキです。
#鬼滅の刃
鬼滅の刃、上弦壱・黒死牟の独白が読ませる内容でした。
骨まで焼き尽くすほどに嫉妬し、殺したいほどに憎み。自分が鬼になってまで逃れた死の運命すら乗り越えてしまった弟・縁壱。
それでも、鬼殺隊史上最強の縁壱に討たれることを「誉れ高き死」とする黒死牟に哀しいねじれを感じます。
#鬼滅の刃
死んでほしいとさえ思っていた弟縁壱が、死ぬまで自身が渡した笛を持っていたことに涙する黒死牟。
全てを捨てても追いつけず、臓腑を焼くような嫉妬に苛まれていた黒死牟が、死の間際に鮮明に思いだすのは縁壱の顔で、遺品の笛を持ち続けたところに愛憎入り混じった感情が表されています。
#鬼滅の刃
善逸が、じいちゃんが切腹する原因を作った獪岳を討ったときに紡いだ言葉が、仇を討ったよ、ではなく、「じいちゃんごめん」だったことも象徴的。
弱い人や困っている人を助けたい、誰かの役に立ちたい、じいちゃんが自分に時間をかけてくれたことが無駄じゃないと証明したい。そのために闘う。
無一郎は、今際の際で兄の有一郎から「逃げれば良かったんだ。無駄死にだ。こんなんじゃ何の為にお前が生まれたのか分からないじゃないか」と問われ、仇を打つためでも、鬼を倒すためでもなく「幸せになる為に生まれてきたんだ」「仲間の為に命をかけたこと、後悔なんてしない」と語る。
鬼滅の刃、風柱と岩柱の日輪刀が激しくぶつかり合い、一時的に赤い赫刀となりました。
炭治郎の爆血刀が火で赤くなったことも考えると、限界を超えた熱を帯びると赤くなるんでしょうか。
それなら、日輪刀を火で炙ってた義勇さんは? 笑
義勇さん「傷口焼いてたら、なんか赫刀になった」
#鬼滅の刃