「民主国家において政府(政権)は選挙によって取りかえ可能であり、それは国家の全体ではなく一部である。ある政府の一つの政策を批判することを反国家(日本で言えば「反日」)であるかのように言い募る傾向が一部にあるが、これは誤りだ。」(上丸洋一『南京事件と新聞報道』朝日新聞出版、P439)
「われわれがあまりに破廉恥でありたくなければ、過去について全体的な記憶を持つことにつとめなければならない。過去について全体的なバランスのとれた記憶力をもち、自分の気に入らない記憶を抹殺したい誘惑に勝たねばならない。」(大江健三郎『想像力と状況』岩波書店、P15)
3月10日は「砂糖の日」。
「砂糖は奈良時代にわが国にもたらされたともいいます。その将来者として鑑真和上の名前が挙げられることが多いのですが、これは唐から日本へもたらそうとした品物の目録に「石蜜・蔗糖等五百余斤、蜂蜜十斛及甘蔗八十束」とあることによります」(『図説 和菓子の歴史』P35)
「言葉は刃物…
使い方を誤ると質の悪い凶器に変化する…
相手の心を察して慎重に使わねばなりません…
たとえそれがどんな相手であろうとね…」
(釈蓮和尚・述、『名探偵コナン』第54巻、小学館、P136)
#名探偵コナン
「一揆というと、すぐ百姓一揆や土一揆を連想しますから何か反乱を起こすときの軍事組織のように思われますけれども、決してそういう意味ではないのです。一揆というのはもともとは仲間になるという以上の意味はありません。」(永原慶二『中世動乱期に生きる』吉川弘文館、P174)
徹底して「うなぎ」だけを食していくグルメ漫画・ラズウェル細木『う』(全四巻、講談社)。「うなぎ」を食すときのこだわり(タレ、山椒、酒など)や鰻料理屋レポートなど、とことん「うなぎ」を味わい尽くせる一冊。(画像右は、第1巻のP6)
#土用の丑の日