好きな安彦先生の言葉。
「だいたいボクはオジサンの
「昔はやったもんだよ」
みたいなのがキライで
昔の
こととか
訊かれても
「アレは、当時は誰でも…」
みたいに流してた」
(安彦良和・斉藤光政『原点 THE ORIGIN』岩波書店、P5)
2025年の大河ドラマの主人公が蔦屋重三郎であることもあり、書店に関連書籍が大量発生中。新書の新刊だけでも5冊以上は出ている(PHP、星海社、宝島社、文春など)。私は平凡社新書の蔦屋本を読んだ。著者の鈴木俊幸氏の論稿は、他書で参照されることも多いため、手堅く安定した内容となっている。
「人と比べるのは不幸のはじまり。人をうらやむのはエネルギーの…ムダ!
私は宇宙でただひとつの存在!」
(参照:『学校では教えてくれない大切なこと⑪ 友だち関係~考え方のちがい~』旺文社、P35)
散髪をしていてつくづく思うこと。
(参照:『つげ義春コレクション 近所の景色/無能の人』ちくま文庫、P150)
「目が前向きについてるのは、なぜだと思う?
前へ前へと進むためだ!」
(参照: 藤子・F・不二雄『ドラえもん』第9巻、小学館、P6)
#ドラえもん
2月15日は、漫画家・白土三平の誕生日。
「大きな川も、最初は一滴の水のしずくから始まるんだって……」
「それ、お爺ちゃんが言ったのか……」
「うんだ、おら達は今、生命の一滴を生きてるだ。」
「ウ…ム 生命の一滴か……」
(『カムイ伝全集』第二部二巻、P432)
「私の若い日、それは泣きたくなるほど尊いと思う。私が年寄ってお婆さんになったとき、若き日の過ちをいかに悲しみ、いかに悔むであろうか。ああして過ごせばよかったものを、と必ずや烈しく「今になさばや」の嘆きをかこつであろう。私はそれを恐れる。」(田辺聖子『十八歳の日の記録』P134)
3月10日は砂糖の日。
「砂糖は奈良時代にわが国にもたらされたともいいます。その将来者として鑑真和上の名前が挙げられることが多いのですが、これは唐から日本へもたらそうとした品物の目録に「石蜜・蔗糖等五百余斤、蜂蜜十斛及甘蔗八十束」とあることによります」(『図説 和菓子の歴史』P35)
「一九世紀半ばまで、ヨーロッパの農業者は、一般的に、高い農産物価格を得ていたのに対して、農業労働者に支払う労賃は低かった。これは、大陸部の工業発展が不十分で、労働者にとって農場に代わる場所が存在しなかったためであった。」(戸谷浩訳『農の世界史』ミネルヴァ書房、P153)