「一揆というと、すぐ百姓一揆や土一揆を連想しますから何か反乱を起こすときの軍事組織のように思われますけれども、決してそういう意味ではないのです。一揆というのはもともとは仲間になるという以上の意味はありません。」(永原慶二『中世動乱期に生きる』吉川弘文館、P174)
「いじめられている君へ
大好きで夢中になれる「何か」を見つけてほしい。それはきっと、海に投げ出された時にしがみつけるブイのように、つらい現実に溺れそうな自分を救ってくれる。」
(辻村深月『図書室で暮らしたい』講談社文庫、P221)
「頻繁に指で触れるスマホの画面は、トイレの便座以上の細菌が付着していることがあると細菌学者はいう。しかし、カビ汚染があるのはこの部分ではない。スマホの本体に傷が付かないように、その裏側にとりつけたプラスチックのカバーの方だ。」(浜田信夫『カビの取扱説明書』角川ソフィア文庫、P78)
「いじめられている君へ
大好きで夢中になれる「何か」を見つけてほしい。それはきっと、海に投げ出された時にしがみつけるブイのように、つらい現実に溺れそうな自分を救ってくれる。」
(辻村深月『図書室で暮らしたい』講談社文庫、P221)
「甲斐国(山梨県)の戦国大名武田信玄は、重大なものごとを決断するときに、よく易占いを用いた。信玄には強い戦国武将というイメージがあるが、彼も迷えるひとりの人間である。悩んだり困ったりしたときには、占いの判断にしたがって行動したのであった。」(『占いと中世人』吉川弘文館、P144)