勝小吉24歳。実家の男谷家を出て、割下水に住むことにします。そこで地主周りのトラブルを解決していた小吉ですが、自分の家では姑のお婆様といがみ合います。ある時、「怨みを恩で返せ」と教わった小吉は…。
マンガ『夢酔独言』五十六話(1/4)
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「そのうち、夜が明け始めた。問屋が道中駕籠を出したから、三嶋から先の宿まで、寝て行った。
上手く嘘をつき通せたが、そのはずだ、箱根を越した後、稽古道具に『水戸』と小絵符を書いて挿しておいたから、うまくいったのだ。」
勝小吉21歳。二度目の家出をして、遠州森の町で滞在する小吉。一方江戸では、親類達が小吉の行方を探ります。ある日、小吉の甥が滞在先に迎えに来て…。
マンガ『夢酔独言』五十一話(1/4)
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当初ダイジェストで終わらす気だったので端折った、二人が馴れ初めのシーンです。
背景が、描いた人の記憶の中にある大学構内なので、配置とかムチャクチャです。
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「維新の頃には、妻子までもおれには不平だつたヨ。広い天下におれに賛成するものは一人もいなかつたけれども〈中略〉おれは常に世の中には道といふものがあると思つて、楽しんで居た。」
#勝海舟
勝小吉8歳。深川から本所へ引っ越すことになり、家を建てる間、駿河台に仮住まいします。ある時、小吉の父の発案で、皆で肝試しをしますが…。
マンガ『夢酔独言』五話(1/4)
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和蘭の文を読習し初めしは、天保十三壬寅の秋ごろ成りしに、此ころ少しく解し得たるものあるに似、いとた易き文など書き試むれば、世人甚恐れ、彼も又遠からず災に逢はむなど耳にし、また近きわたりのやからなどやがて其出入を厭ひ、甚敷は、子、災を以て我を煩らはす事勿れなど云ふ者あり
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※フィクション演出です。
麟太郎が23歳の年、2歳年上の民さんと結婚したことを元に構成したお話です。民さんはいったん地主の岡野家の養女となった後、勝家に嫁ぎました。
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「ある時、亀沢町の犬がおれの犬と噛み合って、子供同士の大ゲンカになった。その時は、おれの方は隣に住む十四歳の安西養次郎というのが頭で、近所の黒部金太郎・兼吉、篠木大次郎、青木七五三之助と高浜彦三郎に、おれの弟の鉄朔の八人で、おれの門の前で町のやつらと叩き合った。」
勝海舟談『氷川清話』より、海舟の父・小吉と親しかった行者のエピソードです。
マンガ『夢酔独言』六十八話(1/4)
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