さらっとやべえ経歴のジジイが出てきて笑っちゃった。警察も政治も極道も全部この拷問コレクターなハゲジジイに握られちゃってるの、終わりだよこの国は。
『兎〜野生の闘牌〜』、身を守るために動物の名前を付けられた高校生たちが、自ら決めて飛び込んだ修羅場で次々と野生に覚醒して牙を剥くの、あまりにも漫画として綺麗でびっくりしてる。面白すぎる。
麻雀漫画でどうしても出る「主人公コンビとボスの打ち合いを描くために霊圧が消えるモブ」の役に半端に格の高いヤクザを当てたら『俺は……誰だ……?』『俺って何!?』とか勝手に喋り出すの、メチャクチャ面白い。何だこの漫画!?
「麻雀にはツキや流れは無くて牌効率が大事なゲームなんだよ」って言説に対して高校生陣営が揃って「はぁ!?」「……馬鹿王だ」「想像力の欠如」「お風呂入ってくる」って反応なの空恐ろしいし、唯一の大人すらキメ顔で「幼稚だけど、そういう打ち方もあるってことだ」とか言ってるの、終わりだよ!
山城のジジイ、鷲巣の金満クズな部分とネテロ会長の飄々好々爺な部分がごった煮になってて、総じて質感が〝嫌〟に収斂してる。マジでいやらしい。