99年前の今日……1925年8月21日はロシアから来日した「ゼーゲル夫妻」による「霊交術」が行われた日です。
目隠しをした状態で観客の持ち物や思考、誕生日や年齢を次々と言い当てる不思議な術。広告には「心霊界の民衆化」の文字。
心霊パフォーマンスで奇術史にも影響を与えたコンビ。
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「転職50回以上50人近い夫と120人以上の交際相手を持ち、日本列島、中国大陸、台湾、朝鮮半島、東南アジアに神出鬼没、明治・大正・昭和を駆け抜けた毛断(モダン)ガールの本家本元」たる本荘幽蘭が、咸興(現・北朝鮮)で活動写真弁士デビューした記事が載っていた。
百年前の今日。1924年3月9日、女性マジシャン松旭斎天勝がサンフランシスコで在米邦人向けのステージに立った日。
メンバーはGeisha girlsと呼ばれた小天勝や亀子、手練奇術の達人36歳の石田天海ら25名。
3月はサンフランシスコを皮切りにカリフォルニア州各地を回る予定。
#手品史 #magichistory
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中止になった奇術史研究会で「奇術と映画」をテーマに話す予定でした。これから、改めて個人的な勉強会を開いて取り上げたいと思います。
たぶんトリックそのものは語りません。手品をやらない人も大丈夫です
幻灯、写し絵、映画、メリエス、アトラクション、Screen Practice、Too Perfect Theory。
日本手品の代表的な演目「サムタイ」は、江戸時代の書物には記載がないので、実際には幕末以降に輸入された"西洋手品"だと考えられている。
両親指を堅く結んでも柱や刀を貫通するという現象。日本で初めて演じたマジシャンの記録は残っているので、このあたりから起源を特定できそうなんだが……
Jeki Yooが「紙うどん」を演じてる。(発音がいいな……)
現在と同じ方法ではないが江戸時代から演じられていた手品で、画像は『手妻独稽古』Tezuma Hitori Geiko 1843年より。
#magichistory #手品史 #紙うどん https://t.co/DTYbXXFT5f
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神戸の湊川神社、ようやく行くことができた。文献によれば「青木某」による奇術道具販売業の発祥の地。
その青木某、なんと後に南米に渡って「天一」を名乗り、ブラジル人や日本移民相手に興行していた。さらに詐欺紛いの事件を起こして急逝するという波瀾万丈の人生で、非常に興味深い人物である。
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戦前、ブラジルで発行された日本語新聞の連載「探偵小説・金髪魔」。
135回も連載されていたんだからすごい。海外日本語新聞における連載小説の研究、テーマとしてとても面白いと思う。
戦前からアジアオセアニアを股にかけて活躍している松旭斎天洋。1枚目から大連の三越百貨店、フィリピンのマニラとダバオ、朝鮮半島。
天洋というとマジック道具メーカー「テンヨー 」の印象が強すぎるのだけど、パフォーマーとしての姿も探してみると面白いかもしれない。
#magichistory #手品史
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1932年にブラジル・サンパウロに現れた日本人奇術師・福岡天一。
かなり大掛かりなマジックを披露して巡業していたのだが、実は日本国内におけるマジック道具販売業の先駆けでもある。
南米の日本人奇術史というのは非常に魅力的で、個性豊かなマジシャンが多く登場する。
#magichistory #手品史
1926年5月の朝鮮新聞から、女流奇術師・松旭斎天勝の全段特集記事。京城(ソウル)の朝鮮博覧会に出演。
外国人ピアニストや踊り子、ロシア舞踏、ジャズとバラエティ一座としての色を強めるこの時代。
#手品史 #magichistory