今回の #GQuuuuuuX、シグルイを連想してから後で見直すと、
「ガンダムは一度の斬撃でMSを斃す」
「真向両断すればMSは爆散するのだ」
みたいなナレーションが流れてくる趣。 https://t.co/Q4b6UwsdxS
この流れの前振りで、地本問屋達と手打ちしろと言われた時、「それはうまくねえんで」と断ったの、パトレイバーの内海課長を彷彿させますな。
蔦重「義兄さん、手前が不利な状況で頭を下げるのは下策ですぜ」
「頭は有利になってから下げるもんでさぁ!」
#大河べらぼう https://t.co/FHTOaQyxRL
魔女の人、ネタで「連邦は負けておりません」とか言いそうとか言われたけど、蓋を開けたら「連邦は負けても私は負けてない」なので、似てるようでその実、逆のセリフになってるの、妙味がありますな。#GQuuuuuuX
あと、相変わらずのドカ食いではありますが、今回は主に食費面でのアカン感が強調され、もちづきさんはやっぱりますますアカン方向に。これまでどれだけ疲れてても自炊してドカ食いしてたのに、もう自炊もできないとか、そもそも出費を把握してないとか、相当やばいだろこれと。
今回はスーパーの半額弁当回でしたけど、半額シール貼られた直後くらいの人気弁当争奪戦とか、「ベン・トー」を彷彿させるものがありますな。まあ、もちづきさんの場合、倍食う為に買ってるので半額の意味があるのかないのか謎いとこがありますが。
【ドカ食いダイスキ! もちづきさん:12話】
https://t.co/4B2EvDenrB
今回のもちづきさん、一番のヤバシーンは、もちづきさんではなく、倉橋のここですな。
倉橋「何故、なんとなく金が貯まらないんだ…。
一体何が原因なんだ…(大量のエナドリ)」
やっぱコイツも別方向でアカン過ぎる…。
つまりはこれですよ。「家基の死は毒殺である」と一度表沙汰にしてしまえば、早急且つ必ず下手人を見出さなければならず、「下手人が見つからない」事は絶対に許されない以上、「一応の下手人を立てる」ことも選択肢に出てくる訳で、これを躊躇するのも含め今回の白眉毛は有能ですな。#大河べらぼう
まあ、やろうと思えばできるけど、そういうムーブは決してしない辺りが、リンゴォの魅力であり、だからこそ彼は「筋の通ったキチガイ」として成り立ってる訳ですな。その辺諸々踏まえて見ると、彼のスタンドが「マンダム」なのは、ギャグ一歩手前なのに納得感があるのはむべなるかな。
あとリンゴォの場合、マイルールを強要する仕掛けとしてスタンドを使ってる訳ですが、「コイツつまんねぇ」と思ったら普通に解除して「帰れお前」とか言い出すのは結構ギリギリのラインですな。要は「相手を選んでる」訳で、一歩間違えば「勝てそうな奴だけ選ぶ」というゲス野郎一直線のムーブですし
ただ、「魅力的なキチガイである」ということと「それはそれとしてカスだろこいつ」は同時に成り立つんですよね。己の意を通す為に、相手を抜き差しならぬ状況に追い込んでくる訳で、その時点でカスはカスだろと。相手の決断を尊重しているようで、その実、選択肢を消してる訳ですから。
この手のキチガイの魅力は、独特且つ強烈なマイルールの有無にある訳ですが、ここで筋の通ったキチガイになるか、ただのゲス野郎になるかの分岐点は
「自分が不利になったらそのルールを放棄するかどうか」
という覚悟の有無であり、ルール遵守の為に己の命を差し出す点がリンゴォの魅力な訳で。