柳川の夜明茶屋。すごく勉強になった。ムツゴロウ、ワラスボ、エツの寿司、クチゾコ姿造り、ガンバ薄造り(天然トラフグの仔)など頂く。他にも天然うなぎや山太郎ガニなど食べてみたい素材ばかり。でも腹いっぱいで無理。有明海の食材を堪能できる。この店の為だけに柳川に行く価値があると思う。

伊東駅の創業70年超の駅弁屋。いなり寿司とお茶を購入。この店ではいつでもポリ茶瓶入りのお茶を購入する事ができる。便利なペットボトルの時代だけど、昭和の頃を思い出させてくれる携帯茶をお供に旅をするのも乙なものである。

ひばりヶ丘駅から徒歩3分、老朽化したひばりケ丘プラザ1階に佇む創業51年のサッポロラーメン屋。年配の店主が1人で営業。現店主にオーナーチェンジして屋号にNewが付き36年目との事。カレーライスと屋号の味噌ラーメンを頂く。注文を受けてから肉と野菜を炒める香ばしいカレー。味噌ラーメンも美味い。

尾久駅から徒歩3分、創業約42年のラーメン屋。高齢のご夫婦と息子さんらしき青年で切り盛りされている。ラーメンとテイクアウトに五目焼そばを頂く。ラーメンも焼そばも麺の量がかなり多い。しかも安い。再開発が進まない尾久駅周辺は昔ながらの飲食店がまだまだ生き残っている。

東向島駅徒歩7分、明治通り沿い、創業29年のラーメン屋。白髪の店主が1人で営業。半チャンラーメンを頂く。厨房は油汚れでギトギト、でもラーメンも炒飯も美味。焼豚が特に旨い。無愛想に見える店主だが「向島は変わったね。東向島は全然変わらないよ」と話が弾む。俺は場末のラーメン屋がお似合いだ。

新宿三丁目、昔ながらの全席喫煙可能な喫茶店。大箱の店だが店内は喫煙者でほぼ満席。紫煙の中で飲むアイスコーヒーは、オシャレな若者向けの禁煙「カフェ」で飲むオシャレなドリンクと違い、昭和の頃の喫茶店を思い出す格別な味がするのは私だけだろうか。

電波塔近くの蕎麦屋にて全く興味がなかったタワー丼を食べてみる。味に関しては何も言わないがそびえ立つエビの姿に子供や外人客は喜ぶのだろうな。コンクリート工場が再開発され場末だった押上が脚光を浴びて何か名物料理を作ろうとしたアイデアは商売人として評価したい。カレー南せいろも頂く普通。

弘南鉄道黒石駅前に傾きながら佇む大正元年創業の津軽百年食堂。高齢の女将が1人で切り盛りしている。名物のつゆやきそばと津軽そばを頂く。初見のつゆやきそばが以外にも美味しい。ソース焼きそばの酸味が汁の旨味を引き出している。津軽そばはびっくりするほど麺が柔らかい。 遠路遙々来てよかった。

輪島市鳳至町稲荷町の御菓子司 杉平。先日の洪水では床下10センチほどの被害で通常営業中。冬季限定の水ようかんは残念ながら販売していなかったが、ゆべし、玉ゆべし、柚子羊羹を購入。甘さ控えめで美味しい。震災で多数の商店、飲食店が廃業した輪島市内で営業中。賞味期限も長いしぜひ買ってみて。

本所吾妻橋駅徒歩13分、石原3丁目交差点近くにある創業約60年の蕎麦屋。兄夫婦が創業し弟夫婦が店を引き継ぐ。女将さんが1人で店番をしていた。カレーライス、カレー丼、もりそばを頂く。カレーライスとカレー丼は当然違う製法と味付け。この食べ比べ(通称やたがいカレー)ができるのが蕎麦屋の醍醐味。

浅草橋駅から徒歩6分、鳥越神社近くの路地に佇む創業約50年の喫茶「はっぱ」 珍しい屋号だが以前はスナックや雀荘も営まれていたとの事。高齢のご夫婦で切り盛りされている。安価なランチの豚しょうが焼とレモンスカッシュを頂く。古い喫茶店が多いこの界隈も地上げで更地が増えてきている。 喫煙可。

帯広の六花亭本店。マルセイバターサンドしか知らなかったけど色んな商品が売っていた。マルセイアイスサンド、雪こんチーズ、本店限定のサクサクパイなど頂く。時間がなかったから1階の立食コーナーで頂いたけど次回は2階の喫茶室でゆっくり頂きたい。