浦沢直樹先生が2012年名古屋の講演会で「ジャングル大帝でレオの息子ルネがすぐに噛みきれないものを懸命に噛む場面があって、そのルネの表情を見て初めて“表情”というものを強く意識した。今振り返るとそれが僕の描く表情のルーツになっている」と語られました。
その場面ってたぶんこの辺りかな。
たとえば、のび太が恐竜の化石を発見してみせると口走ってから、化石堀りに行くまでの間。F先生版「のび太の恐竜」では、恐竜の本をかき集めて勉強するのび太を見てドラがあったかーい目で見守ったりしますが、それが方倉版では「化石のことはしらん、しらん」のつれない一言ですまされます(笑)
スネ夫を見習ってフィレミニョンステーキをレアで食べたかったのですが、メニューになかったのでフィレステーキをレアでいただきました♪
講演会「災い転じて怪となる~自然災害とモノガタリ~」では、股が七つなのになぜヤマタノオロチというのか?という話もちょこっと出ました。
のび太が「頭が八つならまたは七つだよ。ナナマタのオロチというべきだ」と訴えたあの問題です(→)
『テレパ椎』の主人公・鳥留梨男は、藤子・F・不二雄先生の自画像を長髪にした感じのルックスをしています。それだけF先生の自己投影度が高いキャラクターなのかもしれません。鳥留梨男の住むアパートの玄関がどことなくなんとなくトキワ荘っぽくありますし。 https://t.co/Xx5XpOY1tI
『旅人還る』のラスト、初出版と単行本版の印象の落差には驚かされますよね。単行本版を先に読んだ身としては、初出版の「帰ってきたんだよ」のセリフに違和感が…。単行本版では二人が再会して以後セリフが発せられないまま幕を閉じるので、初出版のセリフが余計なものに感じられてしまったのです。 https://t.co/Rz0tEFGgBG
藤子ファン的に『べらぼう』って聞くと、やっぱり真っ先に『ベラボー』が思い浮かびますよね!
とともに脳裏をよぎったのが『怪物くん』のベラボー怪星人です😄 https://t.co/8A2wg0QqO9
国木田独歩といえば『鉄腕アトム』「赤いネコの巻」は独歩の『武蔵野』で始まって『武蔵野』で終わる、といってよい構成の物語です。自然豊かな武蔵野が開発されてしまうことを許せなかったY教授のお話。“自然破壊”“動物と人間の相克”という、のちの手塚作品でもたびたび描かれるテーマを扱っています https://t.co/8xpUn5UouX