『流血鬼』の作中でも「リチャード・マチスン博士」「マチスン・ウイルス」という語を出すことでリチャード・マシスンへの敬意が表されていますが、別の機会にF先生は「リチャード・マチスンの『吸血鬼』が大きなイメージを与えてくれています」とご自分の言葉でマシスンからの影響を明言しています。
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F先生の『パーマン』に「仙珍居」として登場した台湾料理店「山珍居」は、Ⓐ先生の『PARマンの情熱的な日々』ではイージー会の食事会をやったお店として紹介されています。イージー会のメンバーの豪華さに改めて感銘を受けています。
『ドラえもん』におけるラッコシーン!
現在日本でラッコを飼育している施設は鳥羽水族館のみ。私は鳥羽水族館と和歌山のアドベンチャーワールドでラッコを見たことがあります。
(3枚目の写真はアドベンチャーワールドで撮ったもの) https://t.co/klBDiPputj
「旅人還る」に「のっぺらぼうの時の流れ」というセリフがあります。F先生は「未来の想い出」でも「ノッペラボーの毎日が」という言い回しを使い、自叙伝「二人で少年漫画ばかり描いてきた」ではご自身の生活がほぼ同じ状況の繰り返しだったことを「ノッペラボーのひとつながり」と記しています。
『ニューイヤー星調査行』では、異星文明に伝わる神話が重要な題材として扱われますが、そのように異星文明の神話が出てくる藤子Fマンガとして印象深いのが『のび太とアニマル惑星』です。
神話で語られてきた内容から歴史的事実を見いだし、その真相を究明しようとする姿勢が見てとれます。
↑『ロケットけんちゃん』「赤いペンギンを追え(1)」(藤子・F・不二雄大全集『ロケットけんちゃん』2巻、初出:小学二年生1961年8月号)のワンシーンです。
このペンギンの正体はペンギン星の王女さま。
#世界ペンギンの日
『のび太と銀河超特急』に出てくる“ぺたり手ぶくろとくつ”[画像①②]は1970年発表の『ドラえもん』初期エピソード「ペタリぐつとペタリ手ぶくろ」[画像③]で初登場してから25年ぶりの再登場でした。この道具に似たものが手塚治虫先生の初期作品『来るべき世界』(1951年)で見られます[画像④]。
『鉄腕アトム』の「イワンのばか」(初出:昭和34年)で、事故にあった宇宙船から避難するとき荷物は持っていけないことがアナウンスされています。
今年1月2日に起きた羽田空港の衝突事故で旅客機から緊急脱出するさい荷物を持っていけないことがトピックになったことを思い出します。
「ふたりと5人」がオール2色カラーで掲載されている週刊少年チャンピオン1974年24号です。
冒頭シーンに作者が登場しています。
吾妻ひでお先生のご冥福をお祈りいたします。